勝俣部長の「ため息」2445回・・・・フニン通り

1月12日 金曜日

 

              「東京大神宮(飯田橋)」

 

 

    好き勝手に 言いたい放題

ちょっと ゾッとしないか

 

 

 昨日・・・・備蓄水搬入の一休み(今週4日間搬入)。

 新年の顔見世興行に、得意先をひた走る。

 午前中4軒、午後6軒・・・・10軒のお得意先をひた走った。

 ドライバーは若き、我が社のエース・・・・中途の2年目社員。

 若きはイコール・・・・「ナビ運転」。

 助手席の勝俣老人・・・・しゃしゃり出る、出る。

  「本日は効率良く走りたいから ナビ一切不要」

  「勝俣様 人間ナビで行きますぞ・・・・了解 了解 お願いします」

 20年も走り回っている東京・・・・機械ナビ以上の、人間ハイクオリティーナビ(己惚れ)。

  ・ハイハイ じゃ ここを真っすぐ行くと 「永代通り」に出るか

  ・出たら 「三つ目通り」を左折 左折 右折じゃ無いよ 左折

  ・はい 次は「言問い通り」に出て 左折

  ・ゲンモンじゃないよ コトトイと読む の 

  ・そのまま5kmも行けば 「不忍通り」に出るから

  ・馬鹿、フニン通りじゃないよ シノバズと読むの

    (半蔵門を ハンクラ門と読むが如し かあ)

 昨日の結論。

 ナビ全面頼りの諸君からは・・・・東京の(限らず)通り名、地名など・・・・サラサラ覚える必要無し。

 歴史が消え、事件が消え、思い出が消え、人間が消え・・・・ただひたすら記号のみ。

 ふしぎ、不思議・・・・時を同時に、今朝の産経に本の宣伝。

  ・養老孟司 新作著

  ・遺言

  ・720円+税

見出しに、かく書かれている。

 「都市社会は 花鳥風月を消してしまう」

 養老先生・・・・ナビが一足お先に、消し去ってしまってますから・・・・。

 バカの生産マシーン・・・・嗚呼。

 どうしよう・・・・。

 つづく。

 

 

 水を 飲みましょう 飲みましょう