勝俣部長の「ため息」2255回・・・・諺

 6月25日 日曜日

(写真:奈良「室生寺」)







  好き勝手に 言いたい放題
そうじゃ 無いだろう


 平成元年・・・・今から30年前、銀座8丁目でパブバーを開業した。
 その折、設置するカラオケの設備で、米国の音響メーカー「BOSE(ボーズ)」社を知った。
 その音質の良さは、日本のソニーやパイオニア等を圧倒していた・・・・といえた。
 数年前・・・・イヤもう少し前かも・・・・そのBOSE社が、小型のステレオ機器を発売した。
 買い求めて驚いたが・・・・その音質の良さは、カラオケ用のスピーカーの比では無く・・・・衝撃的であった。
 つい先日・・・・都合3機目(3器目)の同型ステレオを求めた。
   「はい 有難うございます それでは 24日 土曜日の午前中に お届け致します」
 昨日土曜日、商品を待った。
 が来ない。
 約束の午前中・・・・待ったが来ない。 
 多分、土曜日営業はして無いだろうと思いつつ、電話入れる。
   「ハイ BOSE 何々センターでございます・・・・」
 流石BOSE社、営業してるんじゃん。
 商品が来ない旨を告げる。
 じゃやどうするの・・・・など話している内に、どうにもイライラ、怒りが生じだして来る(来たのだ)。
 電話で対応する女性、多分年配者、多分ベテランさんが・・・・事有る度に、
   「申し訳ございません 配達の佐川急便に 強く申し伝えておきますから」
 3回目の「佐川がい」式の返答を聞いたとき・・・・怒りが頂点に、
  ・貴女ね 聞いてりゃ その度に 佐川 佐川 佐川と 佐川のセイにしてますが
 ・そうじゃ ねえだろう 
 ・俺 佐川で商品買ったじゃねえよ ボーズ社で買ったんだよ
  ・届けてナンボのもんじゃねえか 
  ・それを佐川が問題だ ボーズは悪くねえ 佐川が悪い BOSEじゃねえ
  ・とは何事か
 激しく言ったためか、オペレーさんはしゅん・・・・。
 ここは一つ冗句でしめなければ・・・・。
   「あのね お宅は米国の会社だから 知らないだろうが」
   「日本には昔から 諺があるんだ・・・・諺が」
   「坊主(BOSE) 憎くけりゃ 袈裟まで 憎い」
   「そう 貴女 袈裟になっちゃたんだ・・・・」
 オペレー女子、うんともすんとも言わず・・・・泣き出す寸前(てな感じ)。
 流石はベテランの坊主女史・・・・涙を醸し出す、一段上の演技派であった・・・・。
 この クソ坊主・・・・め。
 つづく。



 水を飲んで 落ち着きましょう