勝俣部長の「ため息」988・・・・音の 贅沢

8月20日 火曜日

                                                 
                                                     (JR高崎線深谷駅」)


     手遅れになって 健康を知る
ボーズ音 の 良さ に 改めて驚く


 ボーズ(BOSE)社、・・・・知る人ぞ知る、米国の音響メーカーである。
 勝俣部長、・・・・フトした切っ掛けで今春、ボーズ社製の小型のオーディオを購入した。
 確かに素晴らしい、の一言である。
 その反動は、地デジ対応のため購入した、超小型テレビの、音の悪さ(貧しさ)を感ずる事であった。
 一度、嫌な音だと感じたら、どうにも嫌で、余り見ないテレビを、ますます見無くなった。
 ところがそこはソレ、・・・・ボーズ社は誠に旨いもので、音悪テレビ対応の、別売スピーカーを用意していたのである。
 多分、テレビ音の悪さに閉口する人々を待ちかまえ、一網打尽にする戦略なのだ。
 勝俣部長、・・・・極めて素直に、戦略の餌食となった。
 8月12日、墓参りのため、山梨は石和の安ホテルに泊まった。
 安ホテルと言え、我が家のテレビとは、とても比べ物にならない、立派なテレビが備えつけられている。
  「こりゃ 凄いは」
 久し振りに姉と食事をし、ホテルに戻り、カンビール飲みながらテレビを着けた。
 ・凄いテレビであるが、・・・その音の「貧しさに」は、ビックリしてしまった。
 慌てて消した。
 ツラツラ考えるに、・・・・知らぬ間に、ボーズ社の質の良い音が、耳と言うか、脳に入り込んだ事の証明である。
 詰り、既に私は、一つの贅沢感に包まれているのだ。
 やはり我々は日々、「五感」を駆使している。
 折角神に貰い受けた立派な5感を持つならば、せめてその精度を、・・・・この年になれば、少しでも維持しなければ、バチが当たると言もの。
 ひょんな事から、
  「俺って 結構 贅沢じゃんか」
と、思ってしまった。
 「幸せ感」って、考えれば面白いほど、何処にもあるものである。
 つづく。


 猛暑 質の高い水を飲むのは まさに最高の贅沢ですよ