勝俣部長の「ため息」2092回・・・・恩義は死語

2月19日 日曜日



好き勝手に 言いたい放題
  新 卒 採 用


 卒採用・・・・考えたら、いつ頃から使われ出した言葉だろう。
 我々の時代・・・・1966年社会人・・・・感じで言うしか無いが、何処の会社も新卒を採用していた(と思う)。
 中には中途採用された人も居るが、極少数だった。
 だから当時は、新卒採用が当たり前で、そんな言葉を聞くことは無かった(思う)。
 入社した会社が・・・・言うならば2度目の母親のとなり、それぞれが使い物(者)になるように、育ててくれた。
  (旧式「日本経営」と言うところか)
 一昨日我が長男が、経営の片隅に参加する、極小の・・・・よく言えばこれからの会社の、本年度の方針を知る機会があった。
 方針の一つが、
  ・会社立ち上げ10年目にして
  ・初めての新卒者採用(4名)
とある。
 と言う事は、今までは全員、卒者・・・・となる。
 ウムウム・・・・詰まりは、会社に余裕が無く、即戦力者を採用するしか無かった、と言うことになるのか・・・・。
 考えると・・・・新卒の社員、非即戦力社員・・・・一体何のために新卒者を採るのか・・・・そしてどんな社員になって欲しいとするのか・・・・
 キチッと経営方針が無い限り、案外難しい問題だね。
 敢えて言うが、IT操作こそが社会人(みたいな)の今の時代・・・・恩義もヘチマも無く・・・・身一つで何処へで渡り歩ける・・・・そんな人もドンドン生まれよう。
 IT技術抱えて 風雪流れ旅・・・・逝去された「船村徹」さんだけは・・・・永遠だね。
 恩義は死語・・・・時代は変わりました・・・・日々実感。
 つづく。


静かに 水を飲む