勝俣部長の「ため息」1196・・・・開放された 気分

4月21日 月曜日

                                                 
                                                         (北区「王子」)



  好き勝手に 言いたい放題
もどかしい  今は大丈夫


 車を運転される方なら、多少なりとも、「もどかしさ」を感ずる事があると思う。
 勝俣部長、・・・・自宅の前の通りが国道17号である。
 行きも帰りも、当然この道を使い、それぞれの行き先に向う。
 この道路はまた、バスの運行路でもある。
 時として運行バスが、何台か先の車の前を、雰囲気としては「よたよた」と走る。
 このとき、・・・・嫌な気分と言うか、もどかしい気分となる。
  ・バスは 遅い
  ・バスは 頻繁に止まる
 それがバスの使命だから当然だが、・・・・つまり理解しているけれども、イライラとなる。
 バスが左側のウインカーを点滅させる。
  ・はは はん バス君 止まるな
 止まりかけた瞬間、後続の車は次々と、センターライン寄りに出て、バスを追い越す。
 私と同様、もどかしさを感じてた後続車が、堰を切ったように追い越す、追い越す。
 今度は自分の番、・・・・と思ったとき、バスが右側のウインカーを点滅させ始める。
 もどかしさは、このとき最高潮となる。
  ・この段階では まだ追い越せる
と判断するか、
  ・いや バス君を そのまま行かせた方が いい
と判断するかの狭間に、「もどかし」が漂う。
 ところがここ2〜3年、この「もどかしさ」から解放されたのだ。
 多分、バスの運転手さんの方は、バックミラーを見ながら、
  ・あの車 私に先を譲ってくれないかな
と、我々以上にもどかしさを感じているに違いない、・・・・こう思う事が、出来るようになったからである。
 だから、
  ・はは はん バスは やがて 右ウインカーを指すな
と思う段階で、・・・・お先にどうぞ、・・・・。
 勝俣部長の、成長と言えるかどうかは分からないが、変化であるが、・・・・随分と時間が掛ったよな・・・・あ。
 今は、解放された気分にいる。
 つづく。


 そして 水を 飲む