勝俣部長の「ため息」1133・・・・平和な 話し

1月27日 月曜日

                                                  
                                                      (信州 小諸「懐古園」にて)



    好き勝手に 言いたい放題
自分の習慣(クセ) を 知った


 勝俣部長宅、・・・・ほんの申し訳程度の小さな「時計」が、居間に一つある。
 直径がたったの5.5cmの円形時計だから、少し離れたら用を為さない。
   「まあ 部屋の飾り」
にでもするかと購入した。
 先週木曜日から、居間のクロスの張替工事をした。
 土曜日の夕方までの約2.5日間、・・・・この小さな時計も撤去された。
 勝俣部長、・・・・居間に居るのは食事の時間(酒飲む含む)か、ニュースなどのテレビを見る僅かな時間である。
  (大半の時間は昔子供部屋の、今事務所代わりの部屋にいる)
 そんな毎日の生活の中、自分が持つ習慣(癖)の一つを、工事が教えてくれた。
 用を為さないと決めつけていた小さな時計を、しゅっちゅう見ていたのだ。
 工事中、事ある度に時計を掛けていた壁に目をやり、
  「ああ そうか 時計 外してるんだよな」
 本当に、自分でも笑ってしまうほど、何回も何回も「見ては ああ そうか」を繰り返した、・・・・。
 と、言う事は、・・・・この時計、やはり必要じゃんか、・・・・。
 んん、確かにチラっと見ては、
  「おお 仕事に出かけねば」
とか、
  「おお 柔軟体操をせねばな」
とか、ニコっとして
  「おお 酒飲む時間」
かなどと、・・・・そう、便利に使っていた、いた、・・・・いるは、いるは・・・・。
 クロスの張替で、・・・・お陰様で時計に感謝する気持ちが生まれた、・・・・何と平和な話しではないか、・・・・。
 ちなみに、その時計をお見せ致します(100ライターと比べれば その大きさが分かります)
        
つづく。



 今日も 夜明けの水を 飲む