勝俣部長の「ため息」1273・・・・たまには いいっか

7月22日 火曜日

                                
                                               (戸田「ボートコース」)



  好き勝手に 言いたい放題
夜 7時からの 会合


 勝俣部長の弱点の一つは、・・・・夜7時から始まる、中途半端な時間の会合である。
 本来なら酒を飲み、肴を食べながら、徐々にに眠さに誘われる、日々の、極めてクライマックスなる時間帯である。
 ただこの中途半端さは、自分だけでの半端さで事であり、他の人にとっては、十分に有難い人もいる。
 だから口出ししては行けない、・・・・こう理解するのが大人と言うものである。
 昨夜月に一度の、その中途半端な会合が有った。
 会合に出る前に「勝俣式夕食一式」を設(シツラエ)えておく。
 家に着くと同時に、直ぐ食べれる状態にしておく。
 会合で願うのは、・・・・この種の会合でよく生じる、「脱線話しや無駄話」を抑え、テンポよく会が進む事だけである。
 ひたすら短時間で終わる事を願う。
 昨夜も途中まで大人の態度を保った、・・・・と言うか「保もてて」いた。
  ・エエ 済みません この会合 もっと早い時間から始めるのは やはり 皆さん 具合悪いんでしょうね
 を破った瞬間である。
 女性の皆さん、・・・・ことに小さな子供さんを抱える主婦は、残す家族の
  ・夕食の準備
  ・食事の指示
など、手一杯の時間帯が、予想通り5時〜7時前まである。
  ・イエ ちょっと 聞いて見たまでですから
  ・別に 構いませんから
 やはり、大人の態度は保たなければならないのだ。
 家に戻るや否や、ノド越しに日本酒を流し、肴をパクついた。
 まあこれも、たまにはいいっか・・・・これこそ、飲み助男一人の、夕食風景だ・・・・。
 つづく。


 お酒を飲むときは 傍らに 水を です