5月30日 水曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
今 思 う と
ええ、ここに在った店、変わっちゃったの。
ええ、ここに在った店、止めっちゃったの。
こんなこ事は、よく有る。
気のせいか、最近その傾向が、特に強いように思える。
商いが順調に推移していれば、先ず止めないから、大概は
・やってもしょうがない状態、か
・店主が病魔に侵された、か
のどちらかであろう。
勝俣部長経営のパブバーは、まさに「続けてもしょうがない状態」組に陥り、店を畳むことにした。
平成元年から10年までの、10年間の商いであった。
月並の表現になるが、まあ、10年間、自分の店以外には飲みにも歩かず、一生懸命にやったもんだ。
畳まざるを得ない前兆と言うか、予兆は、かなり前から、得意の体感として、肌で感じていたから、閉めるにあたって、特段の思いは何も無かった。
ただ、今、思うと、・・・・店を畳み、
・古巣、新橋の焼き鳥屋で
・時間に縛られず
・自由に酒が飲める
自由を、10年振りに味合えた、あの瞬間の、開放感は、筆舌に、・・・・イヤ キーボード舌に尽くし難い。
あの解放感を感じなくて、生まれて来た甲斐も、価値も無い。
と言う事は、
・10年にして店を畳んだ事は、凄くよかったのだ
・イヤ、最高なる開放感を味合う為に、10年も店をやって来たのだ
とする・・・・そんな強気が言える、・・・・今がいいのである。
つづく。