3月2日 金曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
繋がろうの掛け声 が 空 し い
「ガンバレ東北」、「絆」、「繋がろう日本」、などの叫びが、・・・・昨年の「3.11」以来、日本の各地で沸き上がった。
未曾有の災害地、東北に向って、日本人の心の焦点が、何か、久し振りに結集した。
例えは誠に悪いが、北朝鮮でも適わない、結集の心であった。
ところが、被災地の木を使った、京都五山の送り火を始め、ガレキの処理の応援に当たっての、対処の仕方から、・・・・結集の心に、何処か「空しさが」、漂い始めた。
表向きだけの、結集の心、・・・・そう言っては言い過ぎか。
得意の、総論賛成、各論反対か、・・・・。
放射能汚染の心配は、全く無い、・・・・とされていても、自分はともかく、幼子には、孫には、と、心配とする心も、人間の持つ本性である、・・・・これもまた、確かな気がする。
今朝の新聞に、石原都知事が意見を述べている。
東日本大震災の、ガレキの処理の第一は、国が責任を明確にして、総理自らが、協力なリーダーシップを発揮し、事に当たるべきだと。
総論賛成、各論反対の、各論を、反対から、賛成だとさせるには、・・・・渋々でもいいから「賛成」させることこそ、リーダーの責務である。
事を進めるに当たり、見えぬ敵は、・・・・それは、我々の心の中にいる。
つづく。