11月8日 火曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
銀座が黄昏 出した ん か
最近、銀座7丁目から8丁目に掛けて、路地をちょっと入れば、コインパーキングだらけである(それ以外は歩か無いから分からない)。
かっては見掛けない光景だったから、敢えて、だ・ら・け、と付ける。
古いビルが壊されると、直ぐさま建ったのは「新しいビル」、・・・・だったのは、・・・・今は昔。
今や、ニュービルが建つまでの、「繋ぎのコインパーキング」が誕生する。
問題は、そのまま、いつまでもパーキングで、新しいビルの建設は無い。
勝俣部長が店をやっていた頃(1990ネンダイ)、・・・・銀座での駐車場探しは、難題中の難題であった。
都営の、・・・・いいですかな、東銀座の都営の駐車場の、一か月の料金が、何と76,000円。
場所に行けば、一家4人が住める家賃並みであった。
それが、申込者殺到で、4〜5カ月待ち。
あの気違い騒ぎの時代は、いつしか収まってしまった。
店があった回りは、・・・・夥(オビタダ)しい数のパーキングが、・・・・。
ビルの建つ気配は全く無く、駐車場には、どうゆう訳か、佐川急便の車が、やたらと目立つ。
銀座に出たら、銀座通り(中央通り)だけを、歩かないで欲しい。
一たび路地に入れば、・・・・日本経済の現状が分かると言うもの。
タイは水没被害、・・・・銀座は今、コインパーキングの現出が物凄い。
世界一「貧富の差」が無いと言われた日本、・・・・溢れる駐車場に呑みこまれ、やがては貧富の差だらけになるのか、・・・・。
黄昏時の銀座は、ことに美しい。
が、・・・・経済の黄昏は、醜い銀座を作るだけ。
銀座よ、何処に行くんかいな、・・・・。
つづく。