勝俣部長の健康体質作り・・・・高尾山「健康を体感する」(282)

7月14日 木曜日

                            



(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
   柴又の暑い夏  


 言い尽くされた言葉であるが、連日猛暑が続く。
 忘れられない、暑さがある。
 照るつけられる太陽に上ずりながら、写真を撮り、雑文を書いた。
 14年前、54才の夏の事になる。
 猛烈な暑さを感じたのは、映画「トラさん」でお馴染みの、葛飾は柴又「帝釈天」だ。
 上の写真を見て欲しい。
 修行僧も暑さにたまらず、つい手を額に当てた、・・・・フィルムカメラに収めた。
 「心頭滅却すれば 火(太陽) おのずから 涼し」とは、・・・・なかなか行かないようだ。
 雑文にはこうある。


     暑い日だった
     照り着ける太陽に 全てがけだるい
     参道は茹(ウ)だり 帝釈天の寺影はダラけていた
     話声は暑さに飲まれ 誰もが無口だった
     江戸川の河川敷は太陽にボケ 渡し場の草木は 白茶けていた
     瞬間だった・・・・川面に 木陰が揺れた
帝釈天も 矢切の渡場も 人も 皆 皆 暑かった
     ただ 一瞬 何処かに・・・・潤いを感じたのだ
     1997年7月6日 暑い日だった
                                    (凡)
 つづく。

fineaqua -- Home