7月21日 木曜日
(「単な水」こそ、永遠なるサプリ)
真夏の 湯 豆 腐
豆腐は、好きな食べ物の一つである。
ことに「湯豆腐」が好きだ。
「生ビールに枝豆に冷や奴」とくれば、真夏の定番だが、私の場合は、冷や奴が「湯豆腐」になる事が多い。
ただ、大方の店は、エエ旦那、この時期に「湯豆腐」、・・・・夏はやってないよと連れない。
その点、近くの馴染みの店のお母さんは、・・・・多分、私ぐらいしかオーダーしない「湯豆腐」を、真夏に、嫌な顔一つしないで、こさえてくれる。
ネギとオカカが一杯着いて来て、これがまた満足度を高める。
だから正しく言うと、馴染の店では無くて、・・・・だから、馴染みになった店であるのだ。
湯豆腐とくれば、続いて日本酒の熱燗が欲しくなる。
ここまで来ると、回りのお客さんは訝(イブカ)りだして、・・・・変な客やと思う節が、ありありと伺える。
湯豆腐で熱くなり、文字通り熱燗で一段と熱くなった体は、外に出た瞬間、外気温でいよいよ、真夏の暑さが高度に完成される。
生きてる自分が、体内からとてつもなく実感される。
この、体内からの実感がいいのだ。
体内を訳せば、他からでは無く、己自(オノレミズカ)らであり、これ以上のポジティブさは無い。
夏バテしないコツは、夏を凌駕するポジティブさを持つ事である。
どうです、こんな感じ方もたまには、いいと思いませんか、・・・・。
ただ、言っておきますが、たまらなく暑いでっせ・・・・。
本当に正しく訳せば、「バカ」となるのかも知れない。
つづく。