勝俣部長の健康体質作り・・・・高尾山「健康を体感する」(151)

3月5日 土曜日

                           



(「単なる水」が、あなたを変える)・・・・平成22年度の、自殺者の数


 平成22年度の自殺者の数が、警視庁より発表された。
 前年比3.5%の減少なれど、またもや30,000人を越えてしまったと言う。
 幾つかの、原因分析が出ている。
 例えば、
  ・就職失敗によるが、前年比19.8%増
  ・子育ての悩みによるが、前年比44%増
 自殺者の職業別では、
  ・無職が18,673人で
全体の6割などと出ている。
 無職の人がこんなに多いとなると、他人事(ひとごと)では済まされ無いと思う人は、もっと多いのだと思う。
 どれもが痛ましく、自殺は「事件である」とさえ思ってしまう。
 その中にあって、次の要因が最も気になる。
 遺書などから、原因や動機が判明した人が、「23,572人」いたとある。
 その中で、
  ・健康問題に起因する人が、何と15,802人
いる。
 全自殺者の50%が「病に端を発した」事になる。
 数字から単純に考えると、
  ・病で無職の人・・・・無職で病の人
が、死を圧倒的に考える事になる。
 職の有無は別に譲るが、「死」までを考えるほどの病だから、相当深刻な状態であるのだろうが、・・・・中には「健康に関する無知」さから、深刻な事態を、自分から招いてしまった人もいるに違い無い。
 病気になる大半は、過去何十年間の「悪しき食生活」の積み重ねにあると、私は見ている。
 60才代より50才代で、40才代より30才代で、・・・・とにかく少しでも早く、
  ・努力無くして健康体は有り得ないことを
  ・食生活の積み重ねが健康に直結する事
を、・・・・すなわち、「健康体質作り」に向けて、真剣に考えるべきである。
 健康体質を、止まった「点」としてでは無く、流れ行く「時間」で考えて行くと、「単なる水」の重要さが理屈で無く、「体感」され出す・・・・。
 今年こそ、自殺者が30,000人の大台に乗らない事を祈りたい。
 つづく。

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