勝俣部長の「ため息」4591回・・・・人の価値

11月23日 木曜日 勤労感謝の日

 

              東京駅 撮:2023.10

 

 

折角、生きてるだから

  篩(フルイ)

 

 *中に入れた粉・砂などを振り動かして、細かい物と粗い物のとを仕分ける道具

                              (新明解国語辞典)

 

 道具としての篩(フルイ)・・・・事によったら、まだ何かで使うかも知れない・・・・。

 が、まあ一般的では無い・・・・第一今の若者、知っているだろうか。

 篩にかける、篩い落とすなどと・・・・。

 テスト的な言葉の方が・・・・まだ使用頻度が高いかも知れない。

 人が、価値を篩(フルイ)に掛ける・・・・。

 確かにこれは頻繁に有る、有る。

  「ねねね・・・・あの人 何々大学を出たんだって」

 コレ、コレ・・・・大学が、篩(フルイ)の目(網目)で有る。

 この目・・・・一般的にはこの大学であったり、

 ・会社であったり ・役職であったり ・職種であったり、する。

 凄い事はコレら篩(フルイ)の目・・・・一生モンである。

 天才老人凡句楽の住む集合住宅・・・・約360戸 × ほぼ全員80才超え。

 住民同士の・・・・時折の会話・・・・。

  「ねねね・・・・あの人 何々大学、会社、役職、職種、ETC」

だってさ・・・・凄いわね。

 振るわれて・・・・篩(フル)われる、篩われる。

 何々大学などとは・・・・縄文ほどの昔の事であるのに。

 この目・・・・実に賞味期限と言うか、耐用年数が長い。

 で、この天才老人凡句楽君はどうかと言うと・・・・。

 篩(フルイ)に・・・・何一つ引っ掛からずに、擦り抜けてしまう。

 でも、実に図々しく、酒を飲みながら生きている。

 そんなん縄文の目で無く・・・・礼儀、作法、挨拶、情、敬い。

 コッチ目の方が大切じゃんか・・・・ホザク、ホザク。

 まあこの方の場合・・・・(ヒガ)みと言う方が正解である。

 世は事も無し。

 つづきます。

 

 

 水を飲み 落ち着きましょう