勝俣部長の「ため息」4356回・・・・負の演出

3月25日 土曜日

 

              「白幡沼」と🌸

 

 

  折角、生きてるだから

運命の悪戯(イタズラ)かも

 

 WBC・・・・興奮、未だ冷めやらぬ内に、もう1丁感じた事を・・・・。

 野球にしろ、サッカーにしろ・・・・スポーツは、筋書きの無いドラマだとも、よく言わ

れる。

 結果から言えば、WBC、決勝、アメリカ戦。

 1点先行され、村上様の一撃で追いつき、尚も1点加点し2対1、逆転。

 その後、岡村様の一撃で3体1・・・・。

 2点のリードを、矢継ぎ早に登場する投手陣が見事に守り切る。

 見ている我々としては・・・・。

 ダメだ、アメリカだ、2点差ではダメだ、追いつかれ、再逆転される。

 後1点、出来たら2点、3点。

 殆どの人が・・・・ここでは老若男女全て、家庭の全員、隣のおっちゃん、おばちゃん、社内の嫌な上司、タバコ吸う人吸わない人・・・・コンセンサスが完全に一致。

 ここ10年来見た事の無い、日本の珍事である。

 こんな気持ちで居たに違いない。

 ところが8回に登場したダルビッシュ様・・・・失望甚だしく1点を失ってしまう。

 3対2・・・・その差、最小の1点差。

 で、で・・・・運命の9回、ピッチャー大谷様登場。

 この場面・・・・勝った事実が、燦然と輝くから言えるのだが・・・・。

 ダルちゃんが被弾した1点は・・・・。

 実は、大谷ちゃんの為に敢えて・・・・負の演出をしたのである。

 2点差と1点差では・・・・見ている我々の冷や冷や感が、全く違う。

 神による・・・・運命の悪戯(イタズラ)演出を・・・・。

 ダルちゃん様が・・・・素直に聴いてくれたのである。

 筋書きを冷や冷や感最高の・・・・1点差に高めたのである。

 影のMVPは・・・・ダルビッシュ様である。

 確かに野球は筋書きの無いドラマ・・・・。

 それも老人には涙がこぼれるほど有難い・・・・朝(午前)ドラであったのである。

 つづきます。

 

 今も喉が渇きます 水が美味しいです サクラです