勝俣部長の「ため息」4127回・・・・不気味

8月9日 火曜日

 

     伊勢神宮五十鈴川」 内宮に渡る橋より 撮:2022.6

 

 

 

  折角、生きてるだから

ドウナンダロウ そう思うが

 

 勝俣部長・・・・現在の所に(さいたま市に)、札幌より移り住んで40年になる。

 39才の若きエリートが、しょぼくれの79才へと成長した。

 成長過程で・・・・夏の「思い出」がある。

 夏だな、夏が来たな~。

 こう感ずることの1つに・・・・き声がある。

 周囲の木々からは勿論、入居する建物の外壁にへばりつき・・・・みんみん、みんみん、と、うるさいまでに鳴く。

 また、夏が終わりに向かう頃は・・・・(ヒグラシ)も鳴いた(様な気もする)。

 それが・・・・何時/年(イツ)とは断言出来ないが、その蝉の声が、ってしまった

気がする。

 うるさく無い、のである。

 強烈なる日中の日差し・・・・あの蝉の鳴き声が弱く・・・・。

 淋しが漂ってしまう、のである。

  (記憶力1000倍のみっくん母さんは・・・・どうなんだろうか)

 温度、湿度に夏を感じるだけで・・・・夏のBGM(バックグランドミュージック)が、

無い、気がしてしまう。

 地中に7・8年、外に出て、鳴くのは(生きるのは)一瞬・・・・とか聞く蝉。

 その、余りの命の短さに・・・・みんみん、と、みんみん、と悲しんで鳴くとか・・・・。

 真意はともかく、夏の物語である。

 地球汚染とか・・・・気候変動とかで生態が変わり・・・・。

 一瞬の命が二瞬となり、三瞬四瞬に延びて行き、もう悲しまずともいい・・・・。

 鳴かなくてもよくなったのだろうか・・・・。

 だとすると・・・・「瞬」間が、「時」間となり、「日」となり、「月」になる頃・・・・。

 うワハハ、うワハハと・・・・笑い出すかも知らねぇな。

 不気味さが極まる。

 つづきます。

 

 

 毎日 水です