8月9日 火曜日
折角、生きてるんだから
ドウナンダロウ そう思うが
勝俣部長・・・・現在の所に(さいたま市に)、札幌より移り住んで40年になる。
39才の若きエリートが、しょぼくれの79才へと成長した。
成長過程で・・・・夏の「思い出」がある。
夏だな、夏が来たな~。
こう感ずることの1つに・・・・蝉の鳴き声がある。
周囲の木々からは勿論、入居する建物の外壁にへばりつき・・・・みんみん、みんみん、と、うるさいまでに鳴く。
また、夏が終わりに向かう頃は・・・・蜩(ヒグラシ)も鳴いた(様な気もする)。
それが・・・・何時/年(イツ)とは断言出来ないが、その蝉の声が、細ってしまった
気がする。
うるさく無い、のである。
強烈なる日中の日差し・・・・あの蝉の鳴き声が弱く・・・・。
淋しが漂ってしまう、のである。
(記憶力1000倍のみっくん母さんは・・・・どうなんだろうか)
温度、湿度に夏を感じるだけで・・・・夏のBGM(バックグランドミュージック)が、
無い、気がしてしまう。
地中に7・8年、外に出て、鳴くのは(生きるのは)一瞬・・・・とか聞く蝉。
その、余りの命の短さに・・・・みんみん、と、みんみん、と悲しんで鳴くとか・・・・。
真意はともかく、夏の物語である。
地球汚染とか・・・・気候変動とかで生態が変わり・・・・。
一瞬の命が二瞬となり、三瞬四瞬に延びて行き、もう悲しまずともいい・・・・。
鳴かなくてもよくなったのだろうか・・・・。
だとすると・・・・「瞬」間が、「時」間となり、「日」となり、「月」になる頃・・・・。
うワハハ、うワハハと・・・・笑い出すかも知らねぇな。
不気味さが極まる。
つづきます。
毎日 水です