勝俣部長の「ため息」4111回・・・・ときたま

7月24日 日曜日

 

           伊勢神宮「外宮」 撮:2022.6

 

 

折角、生きてるだから

 単 純

 

 ときたま・・・・時としてたまに・・・・。

 何の脈絡も無く、それこそ突然・・・・フト思い出す事がある。

 不思議であるが実際にある。

 その、ときたま、の・・・・亡霊が出た。

 アレは1960年代の後半・・・・だから60年も前。

 長野県飯田市の造り酒屋・・・・「喜久水」酒造に、足繫く通った(事がある)。

 一升瓶の(キャップ)・・・・を売るためである。

 (近隣の酒屋さんが合併して出来た会社だから「石数」が大だった)

 新宿から中央本線に乗り、諏訪湖の先の「辰野」で飯田線に乗り換える。

 どうだろうか・・・・5~6時間は優に掛かったのかもで、ある。

 行くときは・・・・時刻表で確認出来るからいいが・・・・。

 帰りは、用件の時間が読めないから・・・・大半はたされる時間であるが。

 行き当たりばったり。

 アポ取りなんかんの小生意気な事なんか、新人には成立しない(時代だ)。

 電車が発車した直後なんかに、駅に着いたら(ミジ)めである。

 次の電車まで・・・・1時間以上待ちなんかは、ザラ、ザラ。

 駅近くに喫茶店は無し、コンビニ無し、何も、無し無し無し。

 で、ウムと・・・・極めて単純な事を考えた。

   「そうか 70分待ちか・・・・」

 よっしゃー!・・・・知らない町を、方角を決めて・・・・とにかく30分歩く。

 戻って来れば60分・・・・発車時刻の10分前。

 この高等算数をはじき出す。

 前回は西の方角だったから・・・・今度は北に向かおうなどと・・・・。

 飯田の町・・・・すっかり変わっただろうが、お陰で詳しく覚えたモンである。

 この、待ち時間のし方・・・・スマホ画面に熱中も良いけんど。

 健康には・・・・グンと良くて、良くて・・・・今が有るぜ。

 当時・・・・車も少なく、とても歩き易い時代だった。

 かしい。

 ときたま・・・・実に不思議な現象である。

 つづきます。

 

 

 間も無く 梅雨明け 水です