勝俣部長の「ため息」3575回・・・・人間だもんな

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         「塔のへつり」駅 イヤ 小屋 撮:2020.12

 

1月17日 日曜日

 

 

 折角、生きてるだから

そう言えば 無法地帯

 

 昨日、駐車場で子供が「かくれんぼ」をしていた事を書いた。

 、思い出した。

 勝俣部長・・・・住む集合住宅・・・・「中(庭)・空間」だけを見れば、超超高級マンションを凌ぐ。

 その大半を内々駐車場と、内々構内道とが占める。

 その内々構内道・・・・今でこそ来客者の駐車場が、区画整理され、きちっと管理されて

いるが・・・・(10数台分駐車可)。

 その昔・・・・どうだろう、20数年以上前かな。

 言葉汚く言うと、無法地帯と化していた。

 イヤ 無法地帯であった。

 駐輪場であろうと、通路であろうと、歩行者に迷惑が掛かろうと・・・・とにかく、

ところ構わず駐車する車だらけだった。

 夜間駐車は当たり前で・・・・救急車、消防車などの緊急事態の対処も不可だった。

 中には、月額8500円(当時)の駐車料金を節約する無礼者もいた。

 そんな状況のさ中・・・・(札幌)から流れ着いた一人の男が、輪番制で駐輪場の役員となった。

 その男こそ・・・・保安官「ワイアットアープ」ならぬ、勝君であった。

 2年の任期を3年に延ばし・・・・無法駐車と戦った。

 時には暴力まがいな、小競り合いの騒ぎにもなった。

 料金未払い者の家に押しかけ、代金回収もした。

 その後、保安官の精神は、幾多の役員に引き継がれ・・・・今は礼儀正しい駐車作法と為っている。

 その保安官・・・・今、当時の見る影も無く、うらぶれた、酒だけが生き甲斐の、

一人の老人となってしまっている。

 人間だもんな・・・・。

 つづきます。

 

 

 さあ 水を飲みましょう