勝俣部長の「ため息」3574回・・・・道路である

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           「塔のへつり」 撮:2020.12


1月16日 土曜日

 

 

折角、生きてるんだから

  本気で 怒った

 

 勝俣部長・・・・1号棟、2号棟からなる集合住宅に住む。

 建物は字型に配置されていて・・・・いわゆる中庭がかなり広い。

 今どきは、超高級マンションにしか見ない、広い「中空間」である。

 ただその大半は、100数十台分の駐車場となっている。

 昨日の事である・・・・出掛けに、奥の駐車場から車を発進させた。

 直ぐ右折し、ゆるゆると進んだとき、車の陰から、小さな子供が飛び出て来た。

 背丈が無いから、全く見えないでいた。

 飛び込んで来たと言った方がいい。

 遅い速度ながら・・・・アワヤ、間一髪セーフ、どうにかどいうにかセーフ。

 お母さんは・・・・子供を完全に手放しての歩行。

 広い公園を散歩している積りか・・・・。

 広いどころか、視野は車に遮られ無いと同じ。

   「お母さんね 私が悪い 悪く無いはともかく

    子供さんがついたら お仕舞だよ」

   「貴女 親だろう 母親だろう」

   「駐車場は車が行き交う道路だよ」

 しばらくして・・・・かなり昔を思い出した。

 以前、同じ場所で・・・・猛烈に怒った事がある。

 どやしつけた、と言った方がいい。

 同じ駐車場で「かくれんぼ」している、バカな子供達がいた。

 子供が背を丸めから見えない、素早く動き回るから手に負えない。

  ・車を降り

  ・全員集合させ

  ・本気にどやし付けた

 子供全員・・・・震えるほど、驚き切っていた。

 それでいい。

 駐車場は道路以上の、道路である。

 つづきます。

 

 

 水を飲んで 落ち着く