勝俣部長の「ため息」3576回・・・・苦笑

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        「塔のへつり」駅 ホーム 撮:2020.12


1月18日 月曜日

 

 

折角、生きてるだから

 参りました

 

 本日の写真をご覧下さい。

 「塔のへつり」駅のホームです(でした)。

 1つのホームを、上下線が併用します。

 手前の看板「会津若松」方面は、栃木から会津若松方面行き。

 その先の「会津田島」と書いてある方が上りと言うか、反対方面行き。

 「へつり」を見終えて、鬼怒川温泉に戻ろうと、降りしきる雪のホームで待つ。

 1車両の電車が、走行を雪に吸い取られながら、予定通りに来る。

 運転手側のドアのボタンを押して、ドアを開け乗り込む(非自動式)。

 今思えば、余りにも迂闊だった。

 普通の皮底の靴、雪が分厚くくっついている(いた)。

 乗り込んだ車両の床・・・・よく見る、ツルツルに光る床。

 乗り込むなり、柔道の足払いを食らった如く・・・・まさに「すってんころりん」。

 運転手さん、車内のお客さん、後ろの車掌さん、そしてどう言う訳か、予備の

車掌さん・・・・全員の視線が転んだ勝君に集中。

 同行の連れ・・・・「こりゃー大変 危険 救急車出動」まで考えたそうである。

 自分では素早く立ち上がり(と思う)・・・・切符を求めて車両の後部へ、

後部へと進む。

 お客さんのカメラ・・・・同情半分、興味津々半分・・・・(多分)ヨタヨタと足を引きずり歩く、我が動線をジッと追う。

 切符売って下さい、切符売って下さい・・・・その声、全く無視される。

 車掌さんにたどり着く・・・・

    「お客さん 大丈夫ですか 兎に角大丈夫です」

 と、2人の車掌さん。

 この僅かなシーンの間・・・・電車は止まったままだったようにも思うが、定かな記憶は無い。

 翌日・・・・右側上腕部に、やや痛みは感じたが・・・・医者に掛かる事も無く、今に至っている。

 先ごろ製本した「続・ため息」雑本・・・・161ページ、

       「転倒して人生一巻の終わり」

 を思い浮かべ苦笑してしまった。

 参りました。

 参ったのです。

 つづきます。

 

 最古に優しい飲み物 水です