「塔のへつり」駅 ホーム 撮:2020.12
1月18日 月曜日
折角、生きてるんだから
参りました
本日の写真をご覧下さい。
「塔のへつり」駅のホームです(でした)。
1つのホームを、上下線が併用します。
その先の「会津田島」と書いてある方が上りと言うか、反対方面行き。
「へつり」を見終えて、鬼怒川温泉に戻ろうと、降りしきる雪のホームで待つ。
1車両の電車が、走行音を雪に吸い取られながら、予定通りに来る。
運転手側のドアのボタンを押して、ドアを開け乗り込む(非自動式)。
今思えば、余りにも迂闊だった。
普通の皮底の靴、雪が分厚くくっついている(いた)。
乗り込んだ車両の床・・・・よく見る、ツルツルに光る床。
乗り込むなり、柔道の足払いを食らった如く・・・・まさに「すってんころりん」。
運転手さん、車内のお客さん、後ろの車掌さん、そしてどう言う訳か、予備の
車掌さん・・・・全員の視線が転んだ勝君に集中。
同行の連れ・・・・「こりゃー大変 危険 救急車出動」まで考えたそうである。
自分では素早く立ち上がり(と思う)・・・・切符を求めて車両の後部へ、
後部へと進む。
お客さんの目カメラ・・・・同情半分、興味津々半分・・・・(多分)ヨタヨタと足を引きずり歩く、我が動線をジッと追う。
切符売って下さい、切符売って下さい・・・・その声、全く無視される。
車掌さんにたどり着く・・・・
「お客さん 大丈夫ですか 兎に角大丈夫です」
と、2人の車掌さん。
この僅かなシーンの間・・・・電車は止まったままだったようにも思うが、定かな記憶は無い。
翌日・・・・右側上腕部に、やや痛みは感じたが・・・・医者に掛かる事も無く、今に至っている。
先ごろ製本した「続・ため息」雑本・・・・161ページ、
「転倒して人生一巻の終わり」
を思い浮かべ苦笑してしまった。
参りました。
参ったのです。
つづきます。
最古に優しい飲み物 水です