勝俣部長の「ため息」1145・・・・狭小な 心を 知る

2月10日 月曜日

                                                 
                                                 (東京ドライブ「毎日新聞社」円形ビル)



     好き勝手に 言いたい放題
引っ込みが 着かなくなって しまった


 昨日の事である。
 前日の大雪で、本日(月曜日)の車の出し入れの事を考えた。
 10日 月曜日、車で仕事に出る。
 あるていど雪かきしておいた方が絶対にいい・・・・そう考えながら目を覚ました。
 午前中は、仕事絡みの雑用を整理し、午後一番、昨年、
  ・富山から送って貰った 大きな「雪かき用」のスコップを持ち
  ・軍手をはめ
  ・何と30年も前の札幌時代に履いた 雪靴と
  ・車付着の雪落としブラシを持ち
 駐車場にん勇んだ。
 気温がかなり高かったので、幸いにも降り積もった雪は太陽に溶かされ、思ったほど難儀な作用では無かった。
 自分の車の回りだけの雪かきを終え、家に戻ろうとしたとき、・・・・雪かきのを聞き着けたご婦人が、スコップ片手に階上から下りて来るではないか。
  「有難うございます 明日 氷ると 危ないですからね」
と、私の「自分だけ善ければ」との行動を、「皆の為に」と誤解してくれたようだ。
 こうなってしまうと仕方ない。
 そのご婦人に合わせる形で、駐車場とは無関係の道路や、自転車置き場付近の雪かきを為す羽目となった。
 そうこうしている内に、もう一人のご婦人も、やはり音を聞きつけたか、スコップ片手にやって来た。
 いよいよ引っ込みが、着かなくなってしまったのである。
 結局、かなりの範囲の雪を整理する事になった。
 まあいいか、・・・・雪は片付くし、・・・・労働すれば、夜のお酒が更に旨いじゃん。
 それにしても、あのご婦人達の善意な心は、・・・・自分の駐車場だけの整理を目指した、勝俣部長の狭小なる心とは、比べ物にならない、・・・・凄い、凄い。
 世の中捨てたモノじゃ無い、・・・・無い。
 本日、気持ち良く車で仕事に出れそうだ、・・・・。
 つづく。


 雪かき終えて 水 飲んで