勝俣部長の「ため息」3420回・・・・不善

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          鶯谷駅「寛永寺」口 撮:2020.11


11月17日 火曜日

 

 

  折角、生きてるだから

アルイミ 恐怖の時代

 

 大昔・・・・ロシヤがソビエト連邦ソ連)と言われていた時代。

 逸話がある。

 毎年、何百人かが、自国の体制を嫌って米国に亡命した。

 ただ、その内の95%の人は自国に戻ってしまった。

  ・米国では全て自分で為さなけれなれば 生きて行けないが

  ・自国ソ連では 体制に盾突かない限り 努力無しで生きて行ける

 まあ、かなり飛躍するが・・・・コツコツと何十年勤めて来た人が、定年になって・・・・

 思わず時間恐怖・・・・だと。

 言い方を変えれば、

  ・縛りの無い事は

  ・イヤ 縛られの無い事は

恐怖と感ずる・・・・に、似ているかも知れない。

 ITの技術開発・・・・それに因る「働き方改革」、此処に来ての

「脱ハンコ(印鑑)」の社会・・・・。

 以前から叫ばれて来た、何々からの解放運動。

 ある意味、須(スベカ)らく・・・・余る時間、詰まり恐怖に向かっている時代・・・・とも

言えなくは無い。

 「教養とは 一人で時間を潰せる術である」・・・・確か「中島らも」さんが言っ

ていた。

 時間の余るは、教養が救う。

 ただ、今は、こう言いかえれるかも知れない。

 「たとえ教養が無くとも スマホさえ有れば 一人で時間が潰せる時代」

 ただ問題は・・・・「人間 閑居して 不善を為す」・・・・の言葉もあり。

    技術  解放  時間  閑居  不善。

 不善・・・・悪い事

     凶悪な事件

     理解不可能な犯罪

 為す・・・・起きなければ

     発生しなければ

 心配のし過ぎである。

 つづきます。

 

 

 水と共に 23年目に