勝俣部長の「ため息」4082回・・・・取り上げる

6月22日 水曜日

 

           秩父祭り/会館にて撮:2022.5 「完」

 

 

 

折角、生きてるんだから

何か し出す

 

 

 勝俣部長・・・・父親(明治38年生)は、警察を定年引退後・・・・。

 日々、終日、朝から晩まで・・・・テレビを見続けていた。

 その結果、最後は、テレビに侵されてしまった。

 医者様の診断は脳梗塞であったが・・・・イヤ テレビ菌に侵されたのだと・・・・。

 私は、今でもそう思っている。

 時間が進み、この3月25日、自分が退職する事となった。

 父親のテレビ菌の経緯があってか・・・・最も意識した事は、

   絶対に テレビを取り上げる

である。

 基本としては、朝夕のニュース以外はテレビを追い掛けない。

 で、間も無く3カ月。

 不思議なモンである。

 意外や意外・・・・

   閑居して(暇になって)、不善(ロクでも無い事)を、為す(してしまう)

どころでは無く・・・・。

 何か自分のとって、(為になる事)を探し出し、実行し出したのある。

 少なくとも・・・・退職後の部屋の方が、遥かにキレイである。

 水回り箇所・・・・台所、洗面所、ふろ場などは・・・・いよいよもって、キレイである。

 玄関の靴の整理も、行き届き出している。

 食事の献立が、遥かにきめ細かになりつつある。

 詰まり・・・・何かをし出す自分が居た、のである。

 モノが溢れかえる今・・・・。

 夢中になるモノを取り上げると言う・・・・教育的な行為は・・・・。

 もしかしたら逆に・・・・物凄く教育的な事かも知れない。

 今なら差し当たり・・・・1日1度、連続する3時間、自らでスマホを取り上げて

みるとか・・・・。

 毎日の甘未を、一日に置きにするとか・・・・。

 但し、勝俣部長・・・・お酒の取り上げは、絶対に除くとするのだから・・・・。

 迫力全い事・・・・夥(オビタダ)しいが・・・・。

 まあ、一度、お試しを・・・・。

 つづきます。

 

 

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