3月30日 月曜日
高輪「泉岳寺」 撮:2020.3
折角、生きてるんだから
もう一方は 難しい
勝俣部長・・・・高校時代、硬式野球に入っていた。
今と違い山梨県は、どの高校であろうと全国レベルは低位で、私の在籍していた県立吉田高校は、いよいよ低位に居た。
そんな中、何が印象に残っているかと言うと・・・・野球では無く就職の事である。
3年生なって間もなく、顧問の先生が埼玉県川口市にある、石油ストーブの会社に
引率して行ってくれた。
会社名:富士文化工業㈱
名前は今でも、はっきり覚えている。
当時、大変脚光を浴びていた会社である。
「この会社なら 直ぐにでも就職出来る」
「だから野球に専念出来る」
確かこの辺に存在(あ)った筈・・・・時折通る度に、60年も前の事を思い出す。
跡形も無い・・・・顧問の先生もいない。
もしあのままその会社に入っていたら・・・・今、どうしていただろう・・・・。
もう一方の自分を想像する事は・・・・トンデモナク難しい。
多分、多くの人が、それぞれに人生の岐路を持つだろう・・・・。
何れの方も、確実な予想は難しい筈・・・・。
懐かしむ事が出来れば・・・・まあ善し人生だと、すっか・・・・。
つづきます。
先の見えない戦いに 水