勝俣部長の「ため息」2680回・・・・悠々フラフラ

9月25日 火曜日

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                              小石川後楽園 と 後楽園ドームホテル 撮:2018.9

 

 

好き勝手に 言いたい放題

  悠 々 自 適

 

 「悠々自適」なる言葉がある。

 お勤めを立派に果たし、定年となったお方に対して、

  「先ずは おめでとうございます」

  「して 今は 悠々自適な 毎日ですかな・・・・良いですね」

 悠々自適:俗世間の事を離れて、ゆったりと、自分の思う通りに過ごすこと

 その為の条件は、

  ・第一に 健康体

  ・次に 金銭が相応にあること

 誰もが咄嗟にこの二つを思い浮かべる。

 定年・・・・俺なんか、いよいよ食うに困り、とてもとても・・・・こんな人が、数的には多いかも・・・・。

 しかし、しかし、悠々自適なる毎日・・・・のイメージだけは、金銭が無くても出来るだろう。

 仮に金銭が山ほどあり、程よい健康体だったとしよう・・・・。

 勝俣部長・・・・冒頭の国語辞典の・・・・「自分の思う通り」に過ごす・・・・これが一等難しい・・・・イヤ 自分で不可との、烙印が押せそう。

 何故って・・・・思う通りをイメージしても・・・・正直言って、何をしていいのか分からない・・・・。

 周囲に、お陰様で毎日ゴルフ三昧でして・・・・こう宣う人がいるが・・・・コチラの僻みがあってか、悠々自適には見えない。

 毎日、毎日超多忙・・・・時間さえあれば、アレも出来、コレも出来・・・・。

 こんな時代が誰にもあったろう。

 定年となり・・・・待望の時間が出来た・・・・毎日が日曜日。

 したら、アレってなんだたっけ、コレってなんだんたっけ・・・・俺って、何何々。

 悠々自適に過ごせる最大の要件は・・・・「過ごす能力」の有無である。

 凡人は、金があり健康があっても・・・・悠々自適どころとは行かず、「悠々フラフラ」の毎日となるのが落ち・・・・。

 こんなんなら・・・・仕事をしていた方が・・・・うんと良い。

 つづく。

 

 水を 飲みましょう