勝俣部長の「ため息」2257回・・・・偉大なる成長

  6月27日 火曜日

(写真:奈良「室生寺」境内)






     好き勝手に 言いたい放題
高齢化とは 大きな 間違い が分かり出す事


 自分の経験で言う。
 年を取るにつれて、
   「俺 間違いをしていたな・・・・」
を実感しつつある。
 その最たる間違いとは、
  ・病院に行けば
  ・調合された 薬さえ飲めば
体はまた「元通り」になる・・・・(筈)・・・・その間違いである(あった)。
それは当然間違いだから・・・・言い換えれば元には戻らない、病み続け出す、死ぬまで苦しむ・・・・と言う事が正解である。
 お年寄りの中には、その当たり前の道理が分からず・・・・イヤ考えられず、医者をめたり、めたりしてしまう・・・・。
 中には本当の「藪医者」も居るだろうが・・・・大半は道理の分からない患者の、風評被害ではないか、などと思ったりする。
 間もなく真夏・・・・熱中症の季節到来である。
 この誰でも予測出来る事態が・・・・予測されるにも拘わらず、熱中症になってしまう。
 いわゆる、「手の打ちようが無い」状態と直面するのである。
 分かってしながら、死んでしまう人さえ居る。
 でも熱中症まだいい・・・・我慢をして時間を待てば、元に戻れるからである。
 ところが加齢に因る、痛みを伴う身体的劣化は、幾ら時間が経っても、経っても・・・・死ぬまでは耐えるしか無い。
 大小差や、高低差はあろうが・・・・人間とは、そう言うものである。
 大きな間違いをしていたのだ・・・・と理解が出来、納得し、耐える事とは、人間の最終的な、実に偉大なる成長である。
 それにしてもこの事実・・・・何とかなりませんかねぇ・・・・。
 つづく。



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