6月27日 火曜日
(写真:奈良「室生寺」境内)
好き勝手に 言いたい放題
高齢化とは 大きな 間違い が分かり出す事
自分の経験で言う。
年を取るにつれて、
「俺 間違いをしていたな・・・・」
を実感しつつある。
その最たる間違いとは、
・病院に行けば
・調合された 薬さえ飲めば
体はまた「元通り」になる・・・・(筈)・・・・その間違いである(あった)。
それは当然間違いだから・・・・言い換えれば元には戻らない、病み続け出す、死ぬまで苦しむ・・・・と言う事が正解である。
お年寄りの中には、その当たり前の道理が分からず・・・・イヤ考えられず、医者を責めたり、攻めたりしてしまう・・・・。
中には本当の「藪医者」も居るだろうが・・・・大半は道理の分からない患者の、風評被害ではないか、などと思ったりする。
間もなく真夏・・・・熱中症の季節到来である。
この誰でも予測出来る事態が・・・・予測されるにも拘わらず、熱中症になってしまう。
いわゆる、「手の打ちようが無い」状態と直面するのである。
分かってしながら、死んでしまう人さえ居る。
でも熱中症まだいい・・・・我慢をして時間を待てば、元に戻れるからである。
ところが加齢に因る、痛みを伴う身体的劣化は、幾ら時間が経っても、経っても・・・・死ぬまでは耐えるしか無い。
大小差や、高低差はあろうが・・・・人間とは、そう言うものである。
大きな間違いをしていたのだ・・・・と理解が出来、納得し、耐える事とは、人間の最終的な、実に偉大なる成長である。
それにしてもこの事実・・・・何とかなりませんかねぇ・・・・。
つづく。
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