好き勝手に 言いたい放題
その後の 人生
我々世代は・・・・言うならば、猛烈社員の真っただ中とは言わないが、末裔である。
滅私奉公・・・・私を滅し(犠牲にし)て、公(会社)に尽くす・・・・何とも理不尽な理屈が・・・・幾分かは理解出来た世代である。
結果、自分の人生は会社が全てだった。
だから定年になれば、人生も終わった・・・・そんな感を持った。
ところが今は、終わった筈の人生なのに、長寿がそれを許さない。
ええ、ええ未だ、未だ先があるの・・・・困るよ、困るよで、その後の人生がなかなか定まらない・・・・そんな人生を送っている人が多いかも知れない。
じゃハナから自分を謳歌する、今人(イマビト)は、自分に定まる人生を送っているか・・・・となると、コレマタ、甚だ疑問である。
最初から自分が無い・・・・有るのは我(個欲)だけ・・・・勝俣部長はそう言い切る。
何を言いたいかっつうと・・・・何処に身を置こうとも、それが自分の人生の全てでは無い・・・・人生の瞬間でしか無い・・・・その後がどんどん連続して押し寄せて来るから、その押し寄せを楽しむ術を考えましょう・・・・を言いたいのである。
そこら辺りのオッちゃん・・・・あんまりしょぼくれないで、もう少しコピット行きやしょ・・・・。
人生は、その後に在り・・・・。
つづく。
水と 共に