勝俣部長の「ため息」2212回・・・・しょぼくれ ないで

5月10日 水曜日


好き勝手に 言いたい放題
その後の 人生


 我々世代は・・・・言うならば、猛烈社員の真っただ中とは言わないが、末裔である。
 滅私奉公・・・・私を滅し(犠牲にし)て、公(会社)に尽くす・・・・何とも理不尽な理屈が・・・・幾分かは理解出来た世代である。
 結果、自分の人生は会社が全てだった。
 だから定年になれば、人生も終わった・・・・そんな感を持った。
 ところが今は、終わった筈の人生なのに、長寿がそれを許さない。
 ええ、ええ未だ、未だ先があるの・・・・困るよ、困るよで、その後の人生がなかなか定まらない・・・・そんな人生を送っている人が多いかも知れない。
 じゃハナから自分を謳歌する、今人(イマビト)は、自分に定まる人生を送っているか・・・・となると、コレマタ、甚だ疑問である。
 最初から自分が無い・・・・有るのは(個欲)だけ・・・・勝俣部長はそう言い切る。
 何を言いたいかっつうと・・・・何処に身を置こうとも、それが自分の人生の全てでは無い・・・・人生の瞬間でしか無い・・・・その後がどんどん連続して押し寄せて来るから、その押し寄せを楽しむを考えましょう・・・・を言いたいのである。
 そこら辺りのオッちゃん・・・・あんまりしょぼくれないで、もう少しコピット行きやしょ・・・・。
 人生は、その後に在り・・・・。
 つづく。



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