勝俣部長の「ため息」1982・・・・メール 滅入る

10月27日 木曜日



   好き勝手に 言いたい放題
不在効率化 病む世界


 勝俣部長・・・・人と話をすることが好きである。
 人そのもに興味があると言うべきかも知れない・・・・。
 営業商売は人と頻繁に会うから・・・・まあ、日々が楽しい。
 楽しい日々を続けて・・・・ざっと50年。
 ところがである・・・・ここ最近、急速に「50年様」の出るが減少し出している。
 メールのやり取り・・・・もっぱらコレである。
   「お互い時間が無駄ですから ご返事はメールで お願いします」
   「じゃ 見積書 メールしてください」
 入社早々の若者・・・・
  ・見事なボード捌きで 顔を上げず 人も見ず 頷きもせず
  ・100円の取引も 一千万円の取引も
  ・全くの無感情 無表情で
メール、メール、メール・・・・。
 こっちからすると・・・・気がメール(滅入る)・・・・こんな光景だらけである。
 急速に人間不在(不要)が進む。
 下々の人間様は、不在、不要、「人間無」こそが、効率化(経費減)の極みである。
 と点、記号と記号で商売が成り立つ。
 無人化商売。
    「お互い時間が無駄ですから・・・・」
 坊ちゃま様、それもいいですが・・・・それって、不在化が回りまわって、自分否定(不要)になるのが・・・・分からないかのかなあ・・・・。
 人間不要の世界の進行・・・・今後とも、生きているな限り、観察し続けたい風景である。
 多分・・・・多くの若者が精神をみそうな気がする・・・・病む・・・・間違いなく 病む
 つづく。


病む前に 水です よ