勝俣部長の「ため息」・・・・喫煙天国 日本

4月7日 月曜日

                                                
                                                      (王子「飛鳥山公園」)



 好き勝手に 言いたい放題
ええ 今時って 感じ


 勝俣部長、・・・・5日、6日の土日、静岡に出張した。
 最初の会社以来の静岡だから、30年振りくらの静岡だろう。
 考えたらこの30年、世の中様々に変わったし、自分も変わった(老体化)。
 中でも、最も変わったモノの一つに、「禁煙喫煙」がある。
 かって、列車(電車)内には、必ず「灰皿」が設置されていた。
 詰り喫煙OK。
 映画館もタバコの煙が、映写光線でモクモクと煙っていた。
 詰り喫煙OK。
 大半の場所が喫煙OKであった。
 「禁煙」なる表示を見ること自体、極めて稀であった。
 ところが昨今、状況は一変した。
 喫煙場所を求めて苦労する、タバコ飲みは多かろう。
 「喫煙OK」となると、思わず、
    「ええ エエ」
っと、ビックリするくらいに、禁煙洗脳され、禁煙成長してしまった。
 6日、静岡からの帰路、・・・・家に帰るだけだし、のんびりと、敢えて、新幹線の各駅停車「こだま号」に乗った。
 乗車するなり驚いたのは、車内放送である。
 全部の「こだま号」がそうかは知らないが、「喫煙車両」があるのだ。
   「ええ 当列車の15号車は 喫煙車両です」
 愛煙家が聞いたら、涙が出るほど嬉しく、珍しい響きだろうな、・・・・。
 何故、今でも、喫煙可能なの、・・・・不思議さに襲われた。
 「こだま号」は、ある意味「イライラ号」である。
 静岡を発車すると、新富士駅、三島駅小田原駅など、停車する駅毎に、「ひかり号」や「のぞみ号」を先に通過させるため、5分待ちなどの、待ち時間がある。
 仮にもっと長い時間(例えば名古屋⇒東京間)乗ったら、通過させ待ち時間で、イライラ度は増すだろう。
 しかも愛煙家にとっては、ニコチン欲求と重なり、イライラ感は極限に達するかも知れない。
 もしかしたら、そのための「ガス抜き車両(喫煙車両)」、・・・・。
 日本は、まだまだ「状況的喫煙天国」である。
 つづく。


 イライラ感は 水を飲めば 直ちに 治まりますよ