勝俣部長の「ため息」1007・・・・油断 なさいませぬ よう

9月8日 日曜日

                                                 
                                                  (東京湾「ゲートブリッジ」を行く)



  手遅れになって 健康を知る
エエ まさか ヤメテ くれ


 車を毎日運転していると、色々な局面に遭遇する。
 もっとも恐れているのは、安全である。
 進行方向の信号が「青」であれば、進んでいいのであるが、もし、クロス側の道路から車が走ってくれば、事故となる。
 たとえ100%相手側が悪いとしても、事故そのものが防げた訳では無い。
 どっちに問題があったにせよ、こんな「後味の悪い」結果は無い。
 その、後味の悪い結果に、二日前、アワや、遭遇し掛けた。
 勝俣部長、・・・・通称「不忍(シノバズ)通り」を、上野公園方向に向けて走っていた。
 秋葉原の手前、「淡路町」の交差点を過ぎた辺りから、私が進む車線の車は極端に少なくなった。
 対照的に、反対車線は大渋滞。
  「ありゃ アチラさん側は 大変だな」
なんかの余裕の気分で、片側2車線道路の、歩行者側の車線をスイスイ走り続けた。
 万世橋手前に差し掛かったときである。
 一人の若い女性が、渋滞中の車の間から、急に飛び出して来たのだ(道路を横断してきた)。
 道路のセンターライン付近で、一旦止まればまだしも、・・・・本人も誉められ無い行動との自覚があった為か、・・・・わき目も振らず、我が車に突進する形になってしまった。
 勝俣部長、・・・・瞬間、左に人っ子一人居ない状況を確認し、車を目いっぱい左に寄せ、事無きを得た。
 が、もう黙ってはいられない。
 車を止め、下り、その女性の前に行き、思わず大声で一喝
  「バカもん 自殺でもする気だったのか このバカもんが・・・・」
 それにしても、もし片側2車線の、センターライン寄りを走っていたら、間違い無く跳ねていた。
 血に染まり、横たわる彼女になり変わっていた筈である。
 2mにも満たない道路1車線分に、救われた、・・・・と言えるだろう。
 相法律上の問題はともかく、相手が悪いかどうかは、「後味の悪さ」まで消し去ってくれない。
 皆様方、・・・・努々「ご油断」なされますよう、・・・・。
 つづく


 ホットして 水を飲んだ ついでに その女性にも 1本プレゼントした
 引きつって顔から 笑顔がこぼれた