勝俣部長の「ため息」1006・・・・オリンピック開催地は どうなる

9月7日 土曜日

                                               
                                                 (中央区日本橋「コレド付近」)


 手遅れになって 健康を知る
漏れる  溢れる


 *漏れる:すきまからこぼれる 抜ける おちる(例:秘密が外部に知れる)
 *溢れる:中に入り切れないものが余って外に出る(例:群衆が町に溢れる) 


 溢れるはともかく、「漏れる」と言う言葉は、ここ最近、毎日聞き、目にする言葉になってしまった。
 言うまでもなく、原発津波事故による、「汚染水漏れ」問題である。
 冒頭に記したように、確かに当初は、すきまから「漏れる」程度だったのだろう。
 しかし、今の今に至っては、漏れると言う言葉が、適切な言い方なのだろうか、・・・・。
 むしろ、
  ・溢れる
  ・溢れ出る
  ・溢れ出す
  ・溢れ出ている
実態は、こんな言葉に近いのではないか。
 東京電力と言う会社の、・・・・「社の精神構造」が、一つの「逃げの心」として、現れているように思う。
 この汚染水問題、・・・・東電に任せず、国が本腰を上げて対処すると言う。
 そのことに付いて、東電の副社長さんは、
  「大変 助かります」
とコメントしていた。
  「我々では 手に負えません」と
何故、もっともっと早く、言えなかったのだろうか、・・・・。
 門外漢が傍から見ていると、東電さんは、「当たり前」の事が出来ない会社に、・・・・そう思えてしまう。
 オリンピックの開催地の発表が明日に迫るなか、
  ・漏れている と
  ・溢れ出ている
とでは、雲泥の差があるように思う。
 もし、TOKYOで決まったら、実態を離れた「表現の差」で決まったのか、・・・・「漏れで勝ち」・・・・となる。
 日本人の潔さ、・・・・死語になってしまったのか、・・・・。
 つづく。


 水は 漏らさず 飲みましょうぜ