6月15日 土曜日
手遅れになって 健康を知る
お年寄りの プライド を 傷つけた
勝俣部長の住む、集合住宅の横を、国道17号線が走っている。
かなりの交通量の、幹線道路である。
JR武蔵浦和駅への行き来には、この道路を渡らなければならない。
間近の信号機は、いわゆる「押しボタン式」である。
この信号機、・・・・かなりの年代物だ。
・押しました と言う表示が ボヤけていて 読み取れない
・押せば「少し お待ち下さい」とか言う 音声が 聞こえ難い
つい先ごろのことである。
武蔵浦和駅から戻って来たとき、信号機の前には老婆が一人いた。
例によって、押してあるのか無いのか、さっぱり感触が掴めないでいた。
このお婆さん、本当に押しているのだろうか、・・・・などと、疑心暗鬼な気持ちを持って、信号機に近付いた。
なかなか青信号に変わらない。
思いあまって、押しボタンを、自らの手で押して見た。
突然、
「ちゃんと 私が 押してあります」
と、ムットした顔を見せながら、お婆さんに言われた。
さりげなく押した積りだが、このお婆さんは、私の行動をチェックしていたのである。
「お年寄りだと おもって バカにしないでよ」
こう言いたかったのかも知れない。
反省をしながら、足早に横断した。
年代物の信号機、なんとかなりませぬか。
つづく。
熱中症には 生温かい水ですよ