2月18日 月曜日
手遅れになって 健康を知る
寄 贈 と 寄 進
高尾山「1号路(表参道)」を登る。
薬王院の近くになると、両側に、真っ赤に塗られた「灯篭」が並び出す。
そして、灯篭を支える柱には、必ずこう書かれている。
「寄進 京王電鉄」
まあ、そりゃそうだろう。
京王さんは、高尾山「様様」であろうからな・・・・。
それはともかく、寄付とか寄贈としないで、何故「寄進」と書くのだろうか、・・・・。
灯篭を見る度にそう思いながら、下山後の酒の祟りで、いつもすっかり忘れる。
・寄贈:品物を送ること 贈呈
・寄付:公の事や事業のためにお金や品物を出すこと
そして「寄進」は、
・寄進:神社や寺に財産・お金・品物を寄付すること
(以上「三省堂 国語辞典)
詰り、神社仏閣に寄付する事を、敢えて、寄進と言う事になる。
勝俣部長、・・・・半ば強要する形で、・・・・出す方からすると、やや「嫌々感」を持ちながら、金品を出す事を「寄付」と言う。
それが、神社仏閣にあっては、罰が当たっては拙いからと、
・自らが進んで
・喜んで
・積極的に出す事を
「寄進」と言うのだと思っていた。
だから「進む」、「進み出る」の意を持つ、「寄進」となったのではと、・・・・。
高尾山は、かくの如き勉強の山でありんす・・・・トホホホホ。
つづく。