勝俣部長の「ため息」826・・・・霊山 ならぬ 学山

2月18日 月曜日

                                             



 手遅れになって 健康を知る
寄 贈  と  寄 進


 高尾山「1号路(表参道)」を登る。
 薬王院の近くになると、両側に、真っ赤に塗られた「灯篭」が並び出す。
 そして、灯篭を支える柱には、必ずこう書かれている。
   「寄進 京王電鉄
 まあ、そりゃそうだろう。
 京王さんは、高尾山「様様」であろうからな・・・・。
 それはともかく、寄付とか寄贈としないで、何故「寄進」と書くのだろうか、・・・・。
 灯篭を見る度にそう思いながら、下山後の酒の祟りで、いつもすっかり忘れる。
  ・寄贈:品物を送ること 贈呈
  ・寄付:公の事や事業のためにお金や品物を出すこと
 そして「寄進」は、
  ・寄進:神社や寺に財産・お金・品物を寄付すること
   (以上「三省堂 国語辞典)
 詰り、神社仏閣に寄付する事を、敢えて寄進と言う事になる。
 勝俣部長、・・・・半ば強要する形で、・・・・出す方からすると、やや「嫌々感」を持ちながら、金品を出す事を「寄付」と言う。
 それが、神社仏閣にあっては、罰が当たっては拙いからと、
  ・自らが進んで
  ・喜んで
  ・積極的に出す事を
「寄進」と言うのだと思っていた。
 だから「進む」、「進み出る」の意を持つ、「寄進」となったのではと、・・・・。
 高尾山は、かくの如き勉強の山でありんす・・・・トホホホホ。
 つづく。

fineaqua -- Home