勝俣部長の「高尾登山と健康体質作り」499・・・・芽は摘め

3月4日 日曜日

                           



  (「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
大 き く 揺 れ ま す


 高尾山へは、武蔵野線で西国分寺に出て、中央線に乗換へ、高尾駅まで行く。
 高尾駅で、更に京王線に乗り換え、一駅先の、終点高尾山口駅で下車する。
 帰路は、全く同じコースを戻るだけだ。
 何年経った頃からだろうか、・・・・多分、3〜4年経った当たりだと思う。
  ・ある車内放送が、耳に残り出した
 帰路、武蔵野線が、北朝霞駅を過ぎ、西浦和駅に着く、直前の車内放送である。
 必ず、こうアナンスされる。
   「この先 電車が 大きく 揺れます お立ちの方は お気を着け下さい」
 そして実際に、左右に大きく揺れる。
 少なくとも、そのアナンスを、4年は聞いている。
 まあ、どうって事は無いし、前以て言ってくれるんだから、それだけ、親切じゃん、とも取れる。
 だが、である。
 専門的な事は分からないが、大きく揺れるって事は、大きく揺れる原因が、必ず有る筈である。
 だったら、その揺れの原因を取り除くことこそ、真の親切、ってもんじゃんか、・・・・。
 本来は、JR側が為すべき改善策を、そのまま放置して、単に、客側に堪(コラ)えてもらっている、だけの事である。
  ・前もって伝えて、お客さんに辛抱して貰えばいい、とするのか
  ・揺れる原因を追及して、対処するのか
 この違いは、少なく無い、・・・・。
 我々の仕事でも、・・・・我々自身の問題とするところを、お客さんに譲り渡す感じで、強いてしまう事がよくある。
 些細な事でも、一つ一つ解決する面倒を、怠ってしまうと、その、怠りの芽は、何れ、大きく育ってしまい、飛んでも無い事を、引き起こす。
 「大きく揺れます」のアナンスを聞く度に、福知山線の、スピード過脱線事故を、思い出す。
 つづく。

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