11月2日 水曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
水 1 本 の 効 用
商売柄(ミネラルウォーター屋)、車には必ず「水」が積んである。
会社の主流商品は、ペットボトルだから、容量的には、2リットルと、500mリットルの2種類となる。
得意先に行ったときなど、ちょっと気遣う際に、・・・・
・例えば、アポ取りしてくれた秘書さんに
・例えば、受付のお嬢さんに
・例えば、バイヤーさんそのもに
など、500mボトル1本を手にして、
「単なる水ですから 気にせず 飲んで下さいよ」
と、このセリフが、・・・・「単なる水」だからゆえに、使えるのである。
不思議なもので、たった1本の水で、すっかり和(ナゴ)む事がある。
私はこれを、「水1本の効用」と呼ぶ。
なぜ500m「1本の水」が、「和みの効果」を生むのか、・・・・
・先ず第一に値段が伝わる・・・・まあ、「水」程度なら貰ってもいいかと、受け取った方に妙な義務感が発生しない
・保存が効く・・・・直ちに処分する必要が無いので、いろいろ使い道が生まれる
・他の人に気楽にヤレる・・・・そう言えば、あいつ(身内を含む)「水」が好きだったよな
そして、何よりも
・「単なる水」を飲んで、アレルギー反応を引き起こす人は絶対に居ない・・・・言い方を変えたら、「好き嫌い」の概念は絶対に無い・・・・居たとしたら、その人は生きては行けない。
考えて見ると「単なる水」は、・・・・実は、スーパースターであるのだ。
別に商売に繋がるなど、実利的には何にも無いけれど、「心の和み剤」になるのである。
心が和むと、結構、本音が聞けたり、近しくなれたり・・・・まあ、悪い事は無い。
「水」は、ウーロン茶や、スポーツドリンクや、他の全ての飲料水の変わりになれるけれど、その反対は無い。
それどころか「水」は、人の心を和(ナゴ)ませるのだから、・・・・「心の潤滑油」と言う、「油」の変わりにもなるのである。
かくして「水」と「油」は、・・・・勝俣部長にあっては、一体化するのであった・・・・チャン チャン。
つづく。