勝俣部長の健康体質作り・・・・高尾山「健康を体感する」(124)

2月6日 日曜日

                                




(「単なる水」が、あなたを変える)・・・・自分だけの、全くおかしな法則に縛られる


 勝俣部長は、結構「日本そば」を食べる。
 ただ食べるだけで、根っからの「そば通」のように自分で打ったり、「生そば」を買い求めたりする訳ではない。
 自分なりに気に行った「乾麺」を、取り寄せて食べているだけの事である。
 と、書き出したが、本日の話は「日本そば」の話では無い。
 人間の習性と言うか、知らぬ間に縛られていると言うか、・・・・いつもの他愛の無い話である。
 メーカーによって多少違うが、乾麺の日本ソバは、一袋に100gずつ3セット入っているのもあれば、220gがバラで入ってるものもある。
 一食は大体100gが目安であるから、袋に詰められた状態により、一食分を取り出して食べる。
 100g×3セットのものは3回で食べ切り、220g×1セットのものは、110g×2セットとして食べ切る。
 おかしな事とは、・・・・仮に、今日は80gでいいとしても、一袋単位の法則に従ってしまい、80gの小分けがなかなか出来ない。
 こんなバカげた法則に縛られるのは、多分私だけだと思うが、・・・・誰か同様な方はおりませんかな・・・・。
 今使っている乾麺は、一袋に220gがバラで入ってる。
 還暦過ぎた頃より一食が110gでは多いと知りながらも、110g×2回の法則で今まで来てしまった。
 ある日のこと、何の気なしに
  ・袋から80gを取り出し、計量して食べた(袋の残りは140g)
  ・次のときも80gを取り出し食べた(袋の残りは60g)
  ・その次は60gしか無く、これではちょっと足りな、・・・・実はこの思いに縛られていのだ。
 そうなんだ、別の新しい一袋から20g取り出せばいいだけの事ではないか(残りは200g)、・・・・。
 勝手に、一袋と言う「枠」にハマっていた、自分の愚かさに気が付いたのだ。
 いやいや考えて見れば、こんな「枠的思考」で、今まで自分を律して来たように思う。
 次の逸話を思い出した。
  ・一枚の半紙に、二文字書こうとした織田信長が、最初の字を大きく書き過ぎた
  ・傍らの家来が、「信長様、それでは二文字書き切れません」と進言した
  ・天下の武将は、かく発したと言う
    「ならば、半紙を足せばいい」・・・・と。
 案外我々は、自分自身で不自由の足かせを為してるのかも知れない。
 水は「方円の器」に従い、・・・・勝俣部長は「一袋のソバ」に縛られる。 
 ああ・・・・あ。
 水、水、求めるのは「単なる水」だあ・・・・。
 つづく。

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