2月7日 月曜日
(「単なる水」が、あなたを変える)・・・・大相撲「八百長事件」
大相撲の八百長事件、・・・・動かぬ証拠の携帯メールが発覚したために、NHKを筆頭に連日の大報道である。
何か、「水戸黄門」様の印籠、・・・・「この紋所が目に入らぬか」とばかりに、全国民が一斉に突きつけられた感がある。
かなり深刻な問題だと言う。
昔からあったのだとも、報じられている。
ここら当たりで水戸黄門の紋所になり変わって、未熟者の勝俣部長が登場するのである。
登場すると、事態は一体どうなるのかと、・・・・実はこうなるのである。
・八百長が昔からあったかどうかは分から無い、
・が、八百長を「やりたい」とする気持ちに、陥った力士は結構いたと思う
問題は、八百長を具体的に進展させる、連絡手段が無かった事である。
・例えば、「手紙」だったり「電報」だったりでは、実に具合が悪い
・例えば、電話でも「ヒソヒソ」とは、なかなか極秘裏には実行出来ない
がゆえに、八百長の気持ちを持ったにしても、そんな簡単に実行は出来ず、プランだけで終わっていたに違いがない
多少なりとも、八百長の待望的雰囲気のある相撲界に、恰好な連絡手段が、・・・・そうなのだ、八百長の簡易連絡手段が出現したのである。
「携帯メール」・・・・考えたら八百長の連絡に、こんなに具合のいいものは無い。
誰にも気ずかれず、極秘裏に操作出来る。
言葉も発する必要は無い。
メモ書きする必要も無い。
人格から離れていると錯覚出来る、指先が勝手に八百長を操作するだけの事である。
携帯メールの出現が、・・・・思いだけの世界で存在してた相撲界の八百長を、現実化させていまったのだと、・・・・勝俣部長はこう見るのである。
政治の世界のやり取りに、ヤクザの世界の連絡に、家庭の主婦の不倫の連絡に、・・・・ありとあらゆる「極秘裏」の世界で、暗躍する携帯メール、・・・・差し詰め携帯メールは、かっての「アル・カポネ」、・・・・こう考えると恐ろしいものがある。
その内、こんな商売が現れるかも知れない。
・携帯メールの読み取り、お安く瞬時に「回復致します」・・・・「凡句楽屋」
全く八百長の無い飲み物が、「単なる水」である。
「単なる水」が、あなたを嬉しく変えます。
つづく。