勝俣部長の「ため息」4237回・・・・ジャリ感

11月26日 土曜日

 

            千駄ヶ谷駅付近 撮:2022.11

 

 

 

折角、生きてるだから

実に巧い喩(タト)

 

 (タト)えて・・・・言う事。

 ある事象を違う例によって、分かり易くして伝える術・・・・敢えてとする。

 何度か書いたが・・・・ほんの僅かな量を譬える言い方・・・・「雀の涙」ほど。

 感心してしまう。

 多分、それぞれの国に、様々な喩えが有るのだと思う。

 2~3日前から冒頭に掲載し始めた写真・・・・国立競技場

 肖(アヤカ)って・・・・「喩え言い方」オリンピック。

 そんな競技は無いのだろうか・・・・。

 昨夜金曜日・・・・いつものルーチンでパソコン教室の帰り、武蔵浦和駅の飲み屋に立ち寄る。

 出されたおし(勿論有料)・・・・アサリの吸い物。

 このお店、このお通しを良く使うがとても気に入っている。

 早速、汁をすすり、アサリの身を出し口に入れる。

   ジャリ・・・・ジャリ

 味は良くても・・・・とても食べられ無い。

   ジャリ

 ダメ、砂出しが不十分。

   ジャリ

 投げ捨ててしまいたい・・・・気分、最高に憂鬱。

 砂を噛む様な生活、毎日・・・・このジャリ感生活が生涯続く。

 目の前のアサリのジャリ感は簡単に終わるが・・・・貴方とのジャリ感はずっと、

ずっと・・・・終わりの無いジャリ感。

 絶対にだ・・・・こんな仲は解消、絶対に解消すべきだ。

 それにしても、実に巧い喩え方である。

  ・最近どうだい・・・・それが上手く行ってなくて、喧嘩ばかしだよ

  ・より・・・・毎日砂を噛む様な生活さ

 とても分かり易い。

 そうだ・・・・喩え言い方オリンピック、日本代表は・・・・「砂を噛む様な生活」で決まり。

 見習い中の若い板前さんに声を掛ける。

  あのさ、砂を噛む様な生活って言い方が有るんだけど、意味分かる

 そんな言い方が有るんですか・・・・。

 聞いたのが失敗だった。

 砂を噛む事態を引きずってしまったのだ。

 オリンピック参加からは外します。

 つづきます。

 

 

水で口を洗います ああ 水を差す様な生活 有ったっけ