勝俣部長の「ため息」4228回・・・・100メートル男

11月16日 水曜日

 

           住まい付近の小春日和 撮:2022.11

 

 

折角、生きてるだから

今思えば・・・・

 

 はっきり言って・・・・今思えば偉そうな事を、しでかしたもである。

 恥ずかさの極みである。

 勝俣部長・・・・41才~43才の時に、最初の勤務会社で、社命により、新規事業開発のプロジェクトチームを率いた。

 社長直括下チーム、予算の制約無し。

 何から始めたか。

 全く解らないから1500万円ほど掛けて、専門コンサルタントの指導を仰いだ。

 山梨出の田舎者(深大寺ヨリハマシ)・・・・聞くもの、習うもの初体験であった。

 興味の湧く連続の日々・・・・月に5メートル以上成長する自分を見ていた。

 田舎者が・・・・心身ともに、すっかり洗練されてしまったのである。

 コレを独り占めしておいては勿体ないと・・・・

  ・プロジェクト専従員4名に命じ

  ・個別のテーマをもっと分かり易く組み立て

 時の、社長以下本社所属の5名の役員に、伝授して上げたのである。

 それも日中で無く、夜、宴席を用意して欲しいとし、小一時間が講義、後は飲み会とした。

 会合名はズバリ・・・・「一目の理会(解)」とした。

 Aー4版1枚内に・・・・出来の悪い老人(役員)にも分かる様に纏めろとした。

 差し詰め今なら、ロシアの侵略ついて・・・・一目見ただけで分かる様に、としたものである。

 テーマは自由。

 目指した新規事業開発とは・・・・人の開発であるとしたのである。

 特に会社をけん引する役員の開発が第一だと・・・・したもんだった。

 その会は20回ほど続いた・・・・。

 その間の私の成長は物凄くて・・・・100メートル以上となった。

 そして44才の時に・・・・クビになった。

 当時のプロジェクト員の1名が愛知県の小牧市に住む。

 今度の金曜日(18日)・・・・小牧市で一献傾ける。

 今思えば・・・・当時の役員の皆様には(1名様存命)、誠に無礼な事をしたもので、

恥ずかしい限りである。

 結末として100メートル男はその後・・・・縮み縮み始め、とっくの昔に原寸を下回り出している。

 嗚呼。

 つづきます。

 

 

 恥ずかしさを 水で洗い流そうとしたのであるが・・・・