勝俣部長の「ため息」4007回・・・・分際

4月6日 水曜日

 

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          「さきたま古墳群」と周辺 撮:2022.3

 

 

折角、生きてるだから

   僭 越(センエツ)

 

 昨日の・・・・当ブログの、井戸端会議に寄せられた螻蛄様のコメント。

 僭越なる言葉・・・・久しぶりに聞いた。

 多くは、大勢の人が集まる会場で、一声、喋る事になった・・・・お偉い先生方が、

壇上に上がり、マイクを片手に、

   「僭越至極ながら、不肖○○が お話しさせて戴きます」

などと・・・・。

 さてここで・・・・新明解国語辞典先生に登場戴きましょう。

 僭越ながらお答えします致します。

  *身分(分際)超えて、出過ぎた事を為す様子

  *先輩の前であんな態度をとるなんて僭越のそしりを

   免れない、などと

 いわゆる(ヘリクダ)る様子を表す言葉であ。

 ドチラカと言えば・・・・書き(文章)言葉では無く、話し言葉ではないかと。

 ただ・・・・言葉としては遜っている様に見えるが、心理的には、実は真反対で、威張っている事と表裏一体であると・・・・。

      謙遜は 最大なる 自惚(ウヌボ)れである(

 僭越ながら・・・・申し添え置きます。

 いえいえ、努々(ユメユメ)・・・・螻蛄様の事では無く、一般の事としてでした。

 僭越でした。

  ・追記:分際これも久しぶりの言葉で、身分とか、身の程とかを言う、と。

          学生の分際で何をする、などと。

 以上、僭越でした。

 つづきます。

 

 

 間も無くハナミズキの季節 ミズキだけに 水が美味しい