勝俣部長の「ため息」3833回・・・・少し無駄を

10月6日 水曜日

 

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         「浦和くらしの博物館」民家園 撮:2021.9

 

 

 折角、生きてるだから

あの頃は・・・・

 

 いつとは詳しく分らない・・・・とにかく「あの頃」。

 乗り合いバスには、運転手さんが居て、車掌さんがいた。

 多分、全国的に男性が運転手で、女性が車掌さん。

 相場であった。

 荷物、運搬用のトラックにも、運転手さんが居て、助手さんが居た。

 その他の、殆どがペアーと言うか、クルーと言うか・・・・で構成されていた。

 事、一度起きれば、それぞれが手分けして処理に当たった。

 それがあの頃が過ぎ・・・・いつしか、特別なモノを除き、全部が全部ワンマンとなってしまった。

 新橋から有明方面に掛けて運行する「ゆりかもめ」の様に、無人にさえなっている。

 そりゃ二人でやっていた事を、一人で為すのだから(あるいは無人)・・・・費用の掛かり方は断然違う。

 効率の点では遥かに違う。

 一昨日と昨日、合わせて1000箱の災害用水を、タワーマンションの各階に搬入した。

 引っ越しと同じで、人海戦術で為すしか無い。

   「おい勝俣 何日かかってもいいから 一人でやれ」

 となったとしたら、可能不可能では無く・・・・為す気分が失せるに違いない。

 効率化もほどほどが良いよな・・・・などと、「反」では無く、「」社会的な思いを

考えてしまった。

 何時まで経っても新型のままでいるコロナ禍・・・・世の中、全面的な孤独化(ワンマン化)に拍車がかかる。

 効率化・・・・いい加減にせよな。

 少し無駄の時代に・・・・少しだけ、無駄を取りそうよ・・・・。

 失格人間でした。

 つづきます。

 

 

 水が 美味しい