10月6日 水曜日
「浦和くらしの博物館」民家園 撮:2021.9
折角、生きてるんだから
あの頃は・・・・
いつとは詳しく分らない・・・・とにかく「あの頃」。
乗り合いバスには、運転手さんが居て、車掌さんがいた。
多分、全国的に男性が運転手で、女性が車掌さん。
相場であった。
荷物、運搬用のトラックにも、運転手さんが居て、助手さんが居た。
その他の、殆どがペアーと言うか、クルーと言うか・・・・組で構成されていた。
事、一度起きれば、それぞれが手分けして処理に当たった。
それがあの頃が過ぎ・・・・いつしか、特別なモノを除き、全部が全部ワンマンとなってしまった。
新橋から有明方面に掛けて運行する「ゆりかもめ」の様に、無人にさえなっている。
そりゃ二人でやっていた事を、一人で為すのだから(あるいは無人)・・・・費用の掛かり方は断然違う。
効率の点では遥かに違う。
一昨日と昨日、合わせて1000箱の災害用水を、タワーマンションの各階に搬入した。
引っ越しと同じで、人海戦術で為すしか無い。
「おい勝俣 何日かかってもいいから 一人でやれ」
となったとしたら、可能不可能では無く・・・・為す気分が失せるに違いない。
効率化もほどほどが良いよな・・・・などと、「反」では無く、「非」社会的な思いを
考えてしまった。
何時まで経っても新型のままでいるコロナ禍・・・・世の中、全面的な孤独化(ワンマン化)に拍車がかかる。
効率化・・・・いい加減にせよな。
少し無駄の時代に・・・・少しだけ、無駄を取り戻そうよ・・・・。
失格人間でした。
つづきます。
水が 美味しい