西新井大師 にて 撮:2020.12
12月30日 水曜日
折角、生きてるんだから
粗忽者 いるんだな
勝俣部長・・・・15階建ての13階に住む。
ベランダが南東に位置し、陽当たりは頗(スコブ)る宜しい。
そのベランダに今春先より・・・・時折雀が来出した。
仕草からして、当然、餌探しである。
一昨日の事である。
ベランダのガラスで・・・・それなりの大きさの、「ゴん」とかの音がしたと言う。
多分、雀がガラスが無いと錯覚し、そのまま当たってしまった(のだろう)。
窓際に行って見ると・・・・当のスズメ君、
・ベランダで半身状態上向き
・足を震わせていたが
・ピクリと動いた感じがして
・最後にこと切れた
暫く様子を伺っていたが、もはや微動だにしない。
臨終と言うか、ガラス死、してしまったのである。
出掛ける時間が迫っていたため・・・・今は冬、そのままにしておいてもよかろう。
戻ってから、下の土にでも埋めてやろうかと・・・・。
どうだろうか・・・・小一時間ほど出ていただろうか。
戻るなり、衝突事故現場を確認したが・・・・スズメ君の姿、形・・・・何処にも見当たらない。
表現的には「隈なく」探して見たが、一切見当たらない。
アレは死んだんでは無かったのだ。
人間で言う・・・・「脳震盪」を、そう、気絶していただけなのだ。
人間世界と同様・・・・雀の世界にも「粗忽者」が居るんだ。
年が明けたら・・・・ガラス、ガラス、ガラスの短冊でも貼ってやろうかと・・・・。
ただ、「雀の学校」では・・・・読み書きソロバンを教えていないから無理かも・・・・。
多くの人は、生涯に一度も見る事の無い・・・・滅多やたらに見られない光景と言うか・・・・自然の現象と言うか・・・・。
粗忽者のスズメ君を、見た事になった。
人の振り(雀の振り)見て・・・・我が身を直しなさい。
その可能性大・・・・十分注意する事に致します・・・・。
つづきます。
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