4月3日 火曜日
「浦和」素描
好き勝手に 言いたい放題
新人 時代
昨日都内を走っていると、新年度・・・・何人もの新入社員を見た。
(全国で93万人とか)
春の陽光に照らされた昼下がり・・・その短期間、一種独特に香る、初々しさを感じた。
一方・・・・勝俣部長・・・・この29日で、後期高齢者となる。
その後期高齢者にも・・・・53年前・・・・新入社員時代があった(当時本社新橋)。
新人時代・・・・鮮烈なる記憶が、一つだけあると言うか、猛烈に残っている。
3か月の工場実習を終え(その平塚工場は今も健在)・・・・営業部に配属された。
先輩の指導の下に社会人としての第一歩を、颯爽さは・・・・余り無かったよな・・・・踏み出したのである。
程なくして事件が起こった。
私の直接の上司の、
・係長代理さんを 飛ばし
・代理さんの上司の 係長さんを 飛ばし
・係長さんの上司の 課長さんを 飛ばし
・その上司の 次長さんを 飛ばし
平易に言えば、誰にも相談せずに・・・・シャンパン用の座金(コルク栓の上部に被せる金属)・・・・売れずに5年間も在庫中の、不良在庫の座金3000個を・・・・引き合いがあったので、値引きしてでも売れるなら、売った方がいいズラとばかしに・・・・売ってしまったのである。
一声でもいいから、相談しておけば良かったのだが、
・誰にも 相談せず
・未熟な 新入社員の立場でありながら
・あの野郎 売ってしまった
業を煮やした狂人(ソウ ヨバレテ イタ)次長様・・・・評判通り、狂いに狂ってしまった。
「おい バカ 勝(ワタシノ コト) あっちの壁の前で 許可するまで立っておれ」
立たされてしまったのである。
逆らいも出来ず、言われるままに壁の前に立ち、先輩社員の・・・・特に女子社員の、冷ややかな目線を、痛く感じていたのでありました。
多分、その事件がトラウマになったのでしょう・・・・イスラエルの「嘆きの壁」は、今もって、何かピンと来ません・・・・ズラ。
まあまあ 素朴で、長閑(ノドカ)で、原風景が漂う・・・・良い思い出じゃ有りませんか・・・・。
*狂人次長さん(鈴木繁富様) 残念ながら60才台で病死 錦糸町で行われた
葬儀には 思い出深く 参列させて戴きました
つづく。
さあ さあ 本日も自から 水から