勝俣部長の「ため息」2369回・・・・免許の適格なる返上

10月22日 日曜日

f:id:bon-ku-ra:20170930160141j:plain

               (小樽運河

 

 

 

          好き勝手に 言いたい放題

ちょっくら そんなイメージを 持ちますが

 

 

 一昨日またまた85才・・・・高齢者の運転する車が、暴走を起こした(吉祥寺)。

 2才から82才の男女7人が、病院に搬送されたと言う。

 この手の、高齢者運転の自動車事故が・・・・最近やたらと目立つ。

 高齢による、 

  ・判断機能の遅さ

  ・運動機能の低下

 認知傾向化が拍車を掛ける・・・・こう分析されている。

 勝俣部長・・・・それもそうだが・・・・技術進歩による、「楽化」が最も運動機能低下に、拍車を掛けていると思う。

 イヤ そうに違い無い。

 楽化・・・・そう、昔は4段なり5段なりのギアチェンジを、クラッチとギアレバーを操作しながら運転した。

 j始動、走り始め、安定走行、上り坂道、下り坂道、信号待ち、左端に大型車駐車中・・・・運転とは、かなり頭を使う作業だったのだ。

 高等的頭脳駆使・・・・と言っていい。

 詰まり運転そのもに精神を集中させた。

 そのわしさを、オートマチック車が一変させた。

 運転操作の「楽化」が完成したのだ。

 ただこの一変は・・・・実は二変であった。

 一つは、煩わしさからの解放

 一つは、頭を使う事からの解放

 前を見て運転するだけ・・・・危険ならただブレーキを踏めばよい。

 本を読もうと思えば、読める余裕まで作ってくれた。

 本、新聞が、携帯電話余裕となり、スマホ余裕となる。

 バカでも何でも、昔の高等運転が、今は出来る。  

 煎じ詰めれば・・・・もう無理だぜの幅を、見事に広げてくれたのである。

 もし今もって車の運転は、ギアチェンジ操作が絶対に必要であったなら・・・・お年寄りの能天気な事故は、かなり少なくなっていた・・・・。

 イヤ・・・・運転術の関所となり、

  ・俺 車の運転もう ダメ

  ・もう無理 無理

  ・もう 頭が着いて行けない

 免許証書き換え時の、認知症検査を待つ事無く、自己判断出来たのだ。

 進んで・・・・詰まり能天気事故を起こす前に、免許証の、実に的確なる返上成る。

 そんな気がして仕方が無い。

 つづく。

 

 

 運転時 水は 必需品ですよ