勝俣部長の「ため息」1656・・・・バカの一つ覚え

10月12日 月曜日 振替休日

                                                   
                                                      (日本橋三越」前交差点)



 好き勝手に 言いたい放題
マニュアル 時代


 勝俣部長・・・・覚束(オボツカ)ない知識と記憶を辿ると、何でもかんでもマニュアル、マニュアルと言われるようになったのは、大阪万博(1970ネン)を期して以降だと思う。
 このマニュアル君・・・・実に頼もしく、大抵の人を(能力のバラツキ)を平準化してくれる。
 日本では有り得ないが(今のところかも知れないが)・・・・早い話、字が読めなくても、モノを知らなくても・・・・詰り無学文盲的な人でも、戦力化出来るのである。
 日本の場合・・・・分かり易い例えで言うとファミレスである。
 全員同じ口調で、同じ事を言う。
  ・ご注文が決まりましたら
  ・ご注文の品 コレコレで間違いございませんでしょうか
 間違っても飛び出さない言葉は、
  ・アラアラ ご家族皆様で 宜しいですね
とか、
  ・お見受けするところ 今日はお嬢様のお誕生日でしょうか
などと・・・・言いたくても、言ってはナラナイのである。
 後でマネージャーさんに怒られるのである。
 詰りお客は、店側が用意した接客マシーンと会話する事になる。
 もっともお客さんの方も、余計な事を言われ無くても済むし、余計な事を言わなくても済むし・・・・気が楽となる。
 無駄が無く、間違いが無く、誰でも応対可能な魔法の術・・・・マニュアル。
 でも、でも、何処かで個性が潰れるが・・・・ところが、マニュアル化するには、その個性こそが邪魔であるから・・・・心配で眠れない。
 100%無学文盲者の居ない日本では、安倍総理の掲げた1億総活用は・・・・1億総個性化に思えてならない。
 勝俣部長・・・・英語は全くダメだが・・・・マニュアルを訳せば「バカの一つ覚え」ではないかと・・・・名訳と思えてならない・・・・嗚呼。
 つづく。


 バカの一つ覚えで 毎朝水 このバカは 健康体に向う