6月7日 日曜日
(長野「善光寺」)
好き勝手に 言いたい放題
一番身近な 事 なのに
手や顔を洗ったり、水を飲んだり、新聞やテレビ見たり・・・・これら日常の事柄は、体によほどの異常さが無い限り、自分為すし自分で出来る。
自分にとって一番身近な行為を、何らかの理由で(体の異常で)、他の人にやって貰わなくてはならないとしたら、大変不自由であり、不便である。
仮に全くの健康人に
・顔を洗って くれない
とか、
・ご飯食べさせて くれない
などと頼まれた、やってる上げる方も堪ったものでは無い。
「この人 頭が可笑しい のでは」
と、精神的異常者となる。
ところが、この精神的異常者が・・・・どうだろう・・・・昭和10年代、20年代生まれの男性に物凄く居る。
そう、最も身近な食事が、自分で作れないのである。
・洗う
・茹でる
・煮る
・焼く
・炒める
などの組み合わせで、簡単に出来るのに・・・・これが出来ないのだ。
ご飯さえ炊ければ・・・・これだって電気釜・ガス釜がやってくれるし・・・・後は、赤ちゃん程度の知恵を出せばどうとでもなる。
俺、精神的異常だったと分かる瞬間は・・・・一様に定年退職した瞬間からである。
かくして「濡れ落ち葉」と呼ばれる、オゾマシイ人生の終盤期に突入する。
学識や知識は申し分無くあったのに・・・・知恵が無いために、己の業が為す・・・・自分に一番身近な、精神を病んだ自分・・・・である。
つづく。
水くらいは 飲めますよね