勝俣部長の「ため息」1444・・・・優しさの 先回り

2月21日 土曜日

                                                   
                                                       (武蔵一宮「氷川神社」)



好き勝手に 言いたい放題
気 遣 力(キヅカイリョク)


 気遣うと言う心を、一つの能力とすると・・・・気遣力と言う言葉があってもいい気がする。
 勝俣部長・・・・母親は明治44年生まれ。
 存命するなら100才を超える(52才で他界)。
 今思うと彼女には、表に出さない・・・・その時は目に見えない(実感出来ない)・・・・「気遣力」があったと思う。
 言葉を換えると、先回りする優しさ・・・・すなわち優しさの先回りである。
   「ええ オフクロ 何もしてくて ねええ じゃん」
 ボヤキながら進んで行くと、そこに彼女の優しさが待っている。
 そんな優しさである。
 成長する過程で、行くところ、行き着く処に、彼女の優しさが待っていた・・・・優しさが待ち伏せしていた。
 そんな気がして、成長して気がする。 
 今、声を掛けたい・・・・でも、今此処で声を掛けては行けない・・・・こんな忍耐が無ければ、「優しさの先回り」・・・・すなわち気遣力は生まれない。
 そして優しさの先回り(誘導力)が、子供を一回りも、二回りも大きく成長させる。
 勝俣部長・・・・母親の遺伝子の影響か・・・・この年になってもまだ、二人の子供に対して、優しさの先回りに懸命である。
 が多分・・・・周回遅れの優しさであろう。
 そうなると優しさは・・・・鬱陶しいになってしまう。
 難しい。
 つづく。


 さあ体に優しさの先回り そう 水を飲もう