勝俣部長の「ため息」1056・・・・靴 金 魚

10月31日 木曜日

                                                
                                                      (横浜港「氷川丸」)



     手遅れになって 健康を知る
笑ってしまうよ・・・・山梨弁「笑っちもうじゃん」


 半年ほど前、「リーガルシューズ浦和店」に行ったとき、奇妙な商品紹介を見た。
 金魚を入れる水槽に似た容器の中に、水が一杯入り、且、靴の片方が入っているのだ。
 言わば、靴金魚の鑑賞である。
   「これって 水に 滅法強い靴って 言う 宣伝ですか」
 店員さんに尋ねると、
   「その通りです」
   「リーガルとゴアテックス社の 共同開発の靴ですから 絶対大丈夫です」
 と言う事でおバカな勝俣部長、・・・・ススメられるままに、カジュアルカラ―(茶系統)の靴を買ってしまった。
 確かに、と言うか、思った以上に雨に強く、
   「ほう いいじゃんか」
 更におバカな勝俣部長、・・・・これはいい、とばっかし、つい最近再度行き、仕事用にと、同じ靴の「黒色」を求めた。
 ルンルン。
 ところが、どうしたというのだ。
 先日の、・・・・まあ、確かに強い雨ではあったが、茶色の靴の左用、・・・・の靴下が、水に滲み出しているのではないか。
 靴を脱ぎ、クツシタに触ると、かなり濡れている。
   「エエ あの 靴金魚が まさか」
   「エエ あれは ウソ金魚
 思わず、「笑ってしまった」。
 この間、仕事で伊勢丹浦和店に行ったついでに、件(クダン)の靴を持参した。
 リーガルさん、ビックリして謝り、・・・・その回答は、
   「誠に 申し訳ございません」
   「その靴 預かり 検査 させて戴けないでしょうか」
 さすが、と言うより、当たり前のリーガルさん、「修理」でなく、・・・・「検査」と来た、来た。
  (この言葉の使い分け、会社の体質によっては、意外と出来ないもんだよ)
 近々、その結果が届く。
 何処にも、何をしても、楽しみはあるもんだよな。
 それにしても、あの「靴金魚」、・・・・ちょっとオーバーじゃ ありません、・・・・。
 つづく。


 さあ 水を 飲もうぜ