勝俣部長の「高尾登山と健康体質作り」634・・・・真夏の 夢

7月24日 火曜日

                                  



(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
  結 構 戸 惑 う


 都心を車で走り回って、14年目になる。
 思うに都心は、かなり走り易い。
 その訳は、標識の多さにある。
 頻繁に出て来る。
 田舎道のように、一つ見た標識の後、何キロも走らなければ、次の標識が出て来ない、などと言う事は無い。
 たまに、遥か郊外に行くが、この道でいいのか不安になることがある。
 勝俣部長、・・・・ナビは搭載して無い。
 その点、都心の場合、よしんば誤った方向に走ってしまっても、決して慌てる事は無い。
 落ち着いて、走っていてよい。
 必ず、リカバリーのヒントとなる標識が出て来る。
 反対に、都心を走っていて、かなり戸惑う事がある。
 その代表例は、救急車のサイレンである。
 音と実物(救急車、その類)が、人間の五感上では、必ずしも一致はしない。
  「エエ 救急車は 何処 何処」
などと窓を開けて、よりサイレン音に聞き耳を立てるが、救急車そのものが、左右前後の、何処を走っているのか、にわかに推し量れない。
 サイレンを聞けば、無暗に止まればいいものでは無く、案外、ぶっつかってしまう、なんて事もあるかも知れない。
 何か「巧い」存在確認は無いものかと、・・・・サイレンを聞く度に思う。
  ・人が多いからか
  ・高齢化か
  ・猛暑の夏か
  ・はたまた利用者の甘えか
は定かではないが、・・・・救急車のサイレンを聞かない日は無い。
 もし救急車が何らかの原因で、1台も出動出来なかったとしたら、人は、バタバタと死ぬのだろうか、・・・・都心に死人の山、・・・・真夏の夜の夢である。
 つづく。

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