7月10日 火曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
こんな 困り方 は 楽しい
先日、アラブ方面から、知り合いの息子達3人が、浦和の勝俣部長宅にやって来た。
趣(オモムキ)を聞くとこうだ。
・彼らの父親が亡くなった
・3人宛てに遺言が残された
・その遺言の処置に困り
わざわざ、知的聡明な勝俣部長を訪ねたのだと言う。
その遺言とは、
・父親には「11頭のラクダ」が財産としてある
・長男には、その「1/2」を与える
・次男には、その「1/3」を与える
・3男には、その「1/12」を与える
と言うものであった。
割り切れない。
まさか、ラクダを殺傷する訳にも行かない。
そうだ、・・・・知的聡明な勝俣部長を訪ねよう。
とは言うモノの、話しを聞いて、さすがの勝俣部長も困り果てた。
が、どうにか一計を考えた。
君達、これから直ぐ国に帰りなさい。
そして、お隣の家から、ラクダ1頭を、「直ぐ返すから」と言って借りて来なさい。
こうすれば、ラクダは全部で12頭になるな。
12頭にしてから、配分しなさい。
・長男は、1/2だから6頭で宜しいな・・・・勿論です
・次男は、1/3だから4頭で宜しいな・・・・勿論です
そして、
・三男は、1/12だから1頭で宜しいな・・・・勿論です
全員が、心から納得した。
では、それぞれを足してみなさい。
6+4+1で11頭になるな。
だったら、借りた1頭は直ぐ返せるな。
万事メデタシ、メデタシであった。
政治の世界も、こうは行かないのだろうか、・・・・勿論です。
つづく。