勝俣部長の「高尾登山と健康体質作り」620・・・・知的聡明とは こいうことだ

7月10日 火曜日

                                   



(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
 こんな 困り方 は 楽しい


 先日、アラブ方面から、知り合いの息子達3人が、浦和の勝俣部長宅にやって来た。
 趣(オモムキ)を聞くとこうだ。
  ・彼らの父親が亡くなった
  ・3人宛てに遺言が残された
  ・その遺言の処置に困り
わざわざ、知的聡明な勝俣部長を訪ねたのだと言う。
 その遺言とは、
  ・父親には「11頭のラクダ」が財産としてある
  ・長男には、その「1/2」を与える
  ・次男には、その「1/3」を与える
  ・3男には、その「1/12」を与える
と言うものであった。
 割り切れない。
 まさか、ラクダを殺傷する訳にも行かない。
 そうだ、・・・・知的聡明な勝俣部長を訪ねよう。
 とは言うモノの、話しを聞いて、さすがの勝俣部長も困り果てた。
 が、どうにか一計を考えた。
 君達、これから直ぐ国に帰りなさい。
 そして、お隣の家から、ラクダ1頭を、「直ぐ返すから」と言って借りて来なさい。
 こうすれば、ラクダは全部で12頭になるな。
 12頭にしてから、配分しなさい。
  ・長男は、1/2だから6頭で宜しいな・・・・勿論です
  ・次男は、1/3だから4頭で宜しいな・・・・勿論です
 そして、
  ・三男は、1/12だから1頭で宜しいな・・・・勿論です
 全員が、心から納得した。
 では、それぞれを足してみなさい。
 6+4+1で11頭になるな。
 だったら、借りた1頭は直ぐ返せるな。
 万事メデタシ、メデタシであった。
 政治の世界も、こうは行かないのだろうか、・・・・勿論です。
 つづく。

fineaqua -- Home